“一髪、二化粧、三衣装”。女性を美しく見せるにはまずは、髪。知りたい！ 2020年髪型のトレンド（前編）

おしゃれ大人女子の定番といえば、ボブ！春夏は“抜け感”を上手に取り入れたい。

「髪は顔の額縁」と言われるほど、髪はその人の印象に直結するもの。イメチェンしたい！雰囲気を変えたいと思ったら、髪型から変えてみてはいかが？

どんなファッションとの相性もよく、おしゃれに見える髪型といえば、やっぱりボブは外せません。そこで、大人女子から大人気の銀座のヘアサロン「Laf from GARDEN」のみなさんに2020年のマストボブを教えてもらいました。

ハンサムなノーバング派は、耳かけで抜け感を投入！

大人っぽさが魅力の『前髪なしのボブ』。この春夏は特に顔まわりの束感や質感にこだわって、違いを楽しむのがおすすめだそう。

「ふわっとかき上げて根元を立ち上げたり、耳にかけてはらりと落ちるおくれ毛がポイントです」（クリエイティブディレクター・津田恵さん）。このワンポイントでいつものボブも一気にあか抜けた雰囲気へと昇格します！

クセっぽい柔らかな動きとオイルのウェットな質感がおしゃれな長めボブ。クセ毛の人はそれを生かして、直毛の人はゆるやかなパーマをかけて。designed by 喜多翔吾さん

あご下の平行ラインのボブは髪を結びたいという人におすすめ。耳にかけてスッキリ見せると、オフィスでもきちんと感をアピールできる万能ボブです。designed by 安倍千晶さん

タイトに形づくり、顔まわりのおくれ毛を主役にしたボブはモードな雰囲気が好きな人に。髪がのびても形がくずれにくく、放っておけるのもうれしい。designed by 津田恵さん

フェミニンな前髪ありボブは、隙間で肌をちらりと見せて。

小顔効果ばつぐんの『前髪ありのボブ』は、可愛らしい雰囲気が好きな人から大人気。今旬に見せる秘訣は前髪に隙間を作ること。「カット法でいうと、前髪を薄く取って質感調整のカットをしっかりと行います。おでこが透けて見え、軽やかな印象になります」（代表・喜多翔吾さん）。

シンプルな平行ボブは前髪を眉上に切り込み、透け感のあるシースルーバングで今どき顔に。毛先を外ハネにしてカジュアルに仕上げても可愛い。designed by 安倍千晶さん

柔らかい束感で親しみやすさばつぐんのボブ。前髪はセンターを薄くして隙間を入れ、その横の目尻に落ちる髪を作ると、うれしい小顔効果がアップ。designed by 喜多翔吾さん

このおくれ毛や束感をきれいに作るコツは、オイルやバームなどツヤの出るタイプのスタイリング剤をしっかりつけることだそう。「だいたいの目安はいつもの量の約2倍です。きれいなツヤとまとまりでクシュっとさせても、きちんと“お手入れしている感”があり、流行りのウェットな質感でおしゃれさも一層アップしますよ」（津田恵さん）。

これからの新しい季節、髪を切って見た目はもちろん、気持ちも心機一転！ “抜け感ボブ”で軽やかな自分に出会ってみては。