寒さ厳しいこの季節は特に肌の乾燥が深刻で、まるで砂漠に水をまいているような感覚になるほど、どんなに保湿してもうるおいがすぐに消え去ってしまいます。メイクものらない、スキンケアの気分も上がらない……。そこで、今年は保湿にしっかり投資してみようと、保湿力が高いと評判のドゥ・ラ・メール「ザ・トリートメントローション」を使ってみることにしました。
ドゥ・ラ・メールといえば「ミラクル ブロス™」。肌をうるおし、蘇らせる!
ドゥ・ラ・メールのローションを選んだのは、昨年、同ブランドの保湿クリーム「クレーム ドゥ・ラ・メール」を使ってみて、その実力に感動したから。何を塗ってもヒリついていた私の肌が、使うたびに落ちつくのを実感してすっかり信頼をおくようになりました。
このローションにもクリーム同様、ブランドの真髄といえる「ミラクル ブロス™」がたっぷり配合されています。優れた再生力を持つジャイアントシーケルプ(海藻)など、厳選された天然原料を3~4か月かけて発酵させて抽出するドゥ・ラ・メール独自の美容保湿成分で、乾燥などのダメージから肌を守り、健やかに保ってくれます。
肌にのせてみると、かなりとろりとしたテクスチャー。塗り心地はとても穏やかで、いつも使っているホワイトニング系のローションでピリつきを感じていた肌も、このローションだと刺激を感じず塗ることができました。まるで美容液みたいな濃密さなのに吸い込まれるように浸透し、塗ってすぐにもっちりとした肌になるその即効性にも驚きました。しっとり、もっちりと手のひらに吸いつく頬の感触を楽しみたくて、ゆっくりとハンドプレスしてローションを浸透させるのが夜のスキンケアの習慣になりました。
また、ローションでうるおいの土台ができるため、次にのせる美容液やクリームを受け入れやすいように整える効果も感じています。
使い始めて2週間、意外な人から反応が
使い始めてすぐに実感したのは、キメが整ったこと。使った翌朝はなんだかメイクのノリがいい! 数日経つ頃には、ファンデーションがするするとなめらかにのびるようになりました。さらに使っていくと、うるおいで調子が整ったのか、透明感が出て肌のトーンが上がった気も。気分よく過ごしていると、久々に会った姉から「エステ行ったの? 肌、キレイになったね」と意外な一言が。
これまで、姉にけなされることはあっても褒められることなんて皆無。しかも、ローションを変えただけといったら、「ちょっと貸してみて」と私を真似ようとするほど違いが出てきているなんて! この一件で、このローションへの信頼感が揺るぎないものになりました。
その後数週間使い続けていますが、肌の調子はいい状態をキープ中。今までひどいときは乾燥で口の周りから鼻の頭まで皮膚がむけたように荒れることもあったのが、今では乾燥した日も荒れることはなく、しっとりしたまま。少しずつツヤも出てきて、肌の不調が明らかに少なくなりました。保湿成分が肌を守ってくれているのと同時に、クリームを使ったときにも感じた“肌が強くなった感じ”をこのローションでも実感しています。
投資のつもりで試してみましたが、少量でもよくのびるのと、うるおいが続くので使う量が少なくて済むこともあり、1か月近く使ってもまだ残量はボトルの4分の3ほど。コストパフォーマンスがかなりいいほうではないでしょうか?
揺らぎがちで常に乾燥していた肌をうるおし、安定させてくれたこのローションは私にとって救世主。次もリピートしようと思います。
ザ・トリートメントローション 150ml/ドゥ・ラ・メール(De La Mer)
文・写真/桐山満里 編集/&cosme編集部