大阪長屋の古民家に暮らし始めて早二年。この二年で時間の流れ方や物事のとらえ方がじわじわと変わってきました。今年もそんな日々の暮らしの中で感じたことと美容について（まるで古民家暮らしとは関係のないことも多々ありますが…）、気の向くままに書いていきたいと思いますのでどうぞお付き合いよろしくお願いいたします。
皆さんはどのような暑さ対策を取られていますか？
毎年のように更新されていく異常な暑さ。クーラー嫌いで今までほとんど扇風機で過ごしていたのだが、最近の暑さは殺人級。たまらずにクーラーをかけてしまった。家にいるときはもちろんクーラーをつければ済む話なのだが、困るのは外に出かける時だ。
今住んでいる大阪は東京よりずっと狭い。車を運転できない僕の移動手段はもっぱら小回りが利いてスピードもでるロードバイク。気候のいい日は最高に気持ちがいいし、冬はダウンとイヤーマフと手袋があれば何も問題なし。ただ一つ困る季節が夏だ！ こればかりはどうにもできない。自転車をやめて電車にしたところで、駅まで歩くのさえ辛すぎる。最近では男性用日傘まであるし、夏の暑さ対策は本気で考えなければならないと思っていた。帽子をかぶったり、ひんやりマフラーをしたり、熱中症予防飴や飲み物、そんなのは当たり前のことだ。それよりもっとなにか冷たさを感じるものが必要だ！ そんな矢先、ドラッグストアで救世主を見つけた。
服をかき氷のようにひんやりさせる救世主のスプレー
それがこのひんやりシャツシャワー ストロングミント（500ml ￥1,250・税別／ときわ商会）。なんとこれ、衣類にシュッシュッとスプレーするだけでひんやりとした冷涼感を感じるらしい。「ほんとにー？」という気持ちで半信半疑買ってみたのだがこれが大正解！ 寒いぐらいの冷たさなのだ。強めのミントの香りが漂い清涼感もUP。これをして自転車に乗ると、風を受けて効果は倍増!! 心地いいひんやりが全身を包み込んだ。持続効果は1時間と言われていたが、体感的にはもっと長く利いているように感じた。汗に反応するらしく、しばらくして効果がなくなった後も汗をかくと再び少しひんやりと感じる。また、夏に気になる汗のにおい。ミントの香りは涼しげなだけでなく消臭効果もあり、汗のにおいを抑えてくれる。まさに夏には欠かせないアイテムになった。
この冷たさを持続させたい方は、100円均一ショップなどで売っている小さめのスプレーボトルなどに入れて持ち運ぶのがいいだろう。肌に直接吹きかけることはできないので、汗拭きシートなどと組み合わせて使うのもおすすめだ。昨年からすごい人気のハンディ扇風機と合わせると真夏の外でも天国気分。でも脱水症状を防げるわけではないのでこまめな水分補給は忘れずに！
バスタオルにかけるとお風呂後の爽快感がアップしたり、枕やシーツにかけても心地い眠りにつけるなど、使い方も自由自在だ。香りもミントの他、グレープフルーツや、北海道の北見ハッカとコラボレーションした商品もあるらしい。さぁ、シャツシャワーをしたら、かき氷を食べにでも出かけよう！ 夏におっくうだったお出かけが、これで楽しくなった。
文・写真／楠井祐介