うっとりするような香りと、アンティーク調でラグジュアリーなパッケージデザイン、そして厳選された材料のみでつくられた高品質な商品で多くの人を魅了する「サボン」。1997年2人のイスラエル人によって創設され、「肌にとって不要なものを“落とすこと”が美肌を育む第一歩」という考えのもと、フレッシュな手づくり石けんからブランドをスタートしました。いまや世界中で愛されているサボンの大人気商品といえば「ボディスクラブ」。口コミでも「ツルツルすべすべになった」、「エステに行った気分」など、多くの人が使用後の肌の変化を実感。私も使うたびに効果を感じ、「やっぱりいいわ〜」と1人お風呂場でニヤニヤしています。
クレオパトラも魅せられた、美のパワースポット「死海」
ボディスクラブの要となるのが「死海の塩」。「死海」とはイスラエルとヨルダンの間にある塩水湖で、一般的な海水の10倍もの塩分濃度で、名前こそ少し怖いイメージですが、その美容効果は計り知れないといわれています。天然ミネラルはなんと一般の海水の約30倍。そんな死海で採れた死海の塩は、一般的な塩の主成分である塩化ナトリウムに加えて、マグネシウム、カリウム、鉄分、カルシウムなど主要ミネラル成分がバランスよく含有されています。このミネラルたちが不要な角質を取り除きツルツルの肌へと導く効果があるといわれています。そのほか、血行を促進し冷えを改善する効果や、高い保湿効果、デトックス効果も期待できるそう。このような効果を求めて、その昔、絶世の美女クレオパトラも死海を訪れていたのだとか。「世界初のプライベートスパをつくった」、「この地を占有し化粧品工場をつくった」、という逸話もあるほど、クレオパトラは死海の持つ美容効果に魅せられていたようです。現代では「こういう成分が含まれているから、こんな効果がある」なんて説明ができますが、古代の人々は「若返る魔法の水」とか「奇跡の海水」とか呼んでいたのかな、と考えるとなんだか楽しくなってしまいます。
生活に豊かさと彩りを添えるための“こだわり”
ボディスクラブをはじめ、数多くの商品を取り揃えているサボンですが、品質以外にパッケージや香りにも注力してきました。創業当時には商品に合うビンを1つ1つ自分たちで買いつけに行ったり、アンティーク調にしたかったのか、ラベルにコーヒーのシミをつけたり、と表現したい世界観を追求。香りには天然由来成分を使い、「年代、性別を問わずみんなが楽しめること」を大切につくっています。創業者の2人は細部までこだわることで、五感を通じて使う人の心と身体を癒し、生活に豊かさと彩りを添えることを目指してきました。そんな2人のこだわりと高品質な商品が反響を呼び、サボンは世界中に広まってきたのです。
「自分の身体に問いかけながらボディケアをする喜び」、そして「多くの人々に日々の喧騒から離れたやすらぎと魔法の時間を提供したい」という思いを込めて、心ときめく商品をつくり続けているサボン。気持ちのいい新年を迎える準備として、自分自身と向き合う“やすらぎと魔法の時間”を味わってみてはいかがでしょうか。
バラの香りがバスルームいっぱいに広がる至福の時間。
死海の塩のスクラブが古い角質を落とし、ミネラルと美容成分を角質層まで浸透させます。さらにアーモンド、ホホバなど4種のボタニカルオイルが肌の表面を包み込むことで、透明感あふれるなめらかな肌へ。これまで年に1度、期間限定で発売されてきたローズティーの香りが2020年4月からレギュラーアイテムに仲間入り。“バラの紅茶”から立ち上る、やわらかく包み込むようなフルーティローズの香りで至福のバスタイムに。
ボディスクラブ ローズティー 600g/サボン(SABON)
うるおうのにベタつかない! ベルベットのような肌へ。
シアバターやアボカドオイル、ホホバオイルなど6種類のボタニカルオイルが、うるおい溢れるベルベットのような肌へ導くボディローション。ライトな使用感で肌なじみがいいので、ベタつきが残りません。ジャスミンにイランラインやスズランをブレンドした、上品で清々しいフレッシュフローラルの香り。
ボディローション ジャスミン(ボトル) 200ml/サボン(SABON)
肌に溶け込むようになじむ、なめらかなテクスチャーがクセになる!
アーモンドオイルが肌を整え自然な透明感を与えて、オーガニックオーツミルクがふんわりやわらかい肌へ導くトリートメントミルク。肌に溶け込むようになじむのでマッサージ時の使用もおすすめです。マンゴーとキウイのフレッシュな香りでおうちにいながら南国気分を楽しめますよ。
シルキーボディミルク マンゴーキウイ 200ml/サボン(SABON)
文・写真/永原彩代