迷子になった肌の道標はコスメデコルテのモイスチャーリポソーム
停滞していた時間がゆるゆると動き出しています。でも、いきなり走り出しても息切れするだけ。まずは日常を安定させ、リズムを取り戻していくことが大事だと思っています。それは肌も同じ。基本の「き」に立ち戻ったスキンケアで、しっかりと力を溜め込むことが、さまざまなダメージに打ち勝ち、さらなる美しさへの一歩となります。わたしにとって基本の「き」となるのがロングセラー、コスメデコルテの美容液モイスチャーリポソームです。
肌の言葉を聞くためにシンプルケアにリセット
長引く巣ごもり期間で感じるのは“肌の停滞”。大きなトラブルがあるわけではないけれど、調子がイマイチで、何を使っても肌の反応が悪く、「何を使えばいいの?」「どんなお手入れをしたらいいの?」と、肌が迷子になっている状態です。
肌の反応=肌の言葉。あれこれアイテムを使いすぎると、かえって肌の言葉が聞こえなくなってしまうことがあります。そんなときは、美白や角質ケア、アイクリームといったスペシャルケアは一旦お休みし「モイスチャーリポソーム」を投入。「モイスチャーリポソーム」は、肌の組成成分のひとつであるリン脂質にできた0.1~0.2ミクロン球状のマイクロカプセルで、たまねぎのような幾重にもなった層状構造にうるおい成分を配合しています。塗布すると成分が徐々に放出され、長時間にわたり角層深くまでうるおい成分を届けます。
うるおう肌で新たなスタートの準備を始めよう!
肌なじみがよく、浸透性が高いことも特長のひとつ。洗顔後の肌にすぐ使うことで、素肌の反応がよくわかり、肌の受け入れ態勢ができているかを確認することができます。それは乾燥して固くデコボコしたグラウンドをうるおいのローラーで肌をならしていくような使い心地。肌がふっくらとやわらかくなったところで、化粧水を与えると、ぐいぐいと引き込んでいき、肌がどんどんうるおいで満たされていくのが実感できます。1992年発売の「モイスチャーリポソーム」に、これまでの人生で肌が迷子になっていたとき、何度救われたかはわかりません。迷ったときに「ここに戻れば大丈夫」と思えるコスメがあることは、とても心強いものです。うるおいとともに前向きな気持ちもチャージして、さぁ、新しいスタートを!
撮影/池田 敦(Pile Driver) 文/小林賢恵