化粧品におけるエイジングケアの注目キーワードのひとつに「幹細胞」があります。この幹細胞にいち早く着目したのが、パルファン・クリスチャン・ディオール。その新ライン「カプチュール トータル セル ENGY(ディオール) 」は、ノーベル生理学賞・医学賞を受賞した山中伸弥教授が所長をつとめる京都大学iPS細胞研究所との共同研究によって生まれたシリーズです。先日行われた発表会にも、研究所の方が登壇し、“加齢とともに減少するのは、幹細胞の数ではなく、そこに潜在しているエネルギーであること”と発表していました。
カプチュール トータルセル ENGYは、その潜在的なエネルギーを再び活性化して、肌の幹細胞の再生力にアプローチしています。今までにない、まったく新しい切り口のエイジングケアコスメとして、かなり期待しています!
エイジングケアは、深刻な悩みを抱える前にスタートするのが鉄則。
今回紹介する美容液の他に、洗顔料、化粧水、クリーム、さらにはアイケアと全5種類が揃っていて、トータルでお手入れすることができます。中でも、おすすめしたいのがやはり美容液。軽やかなみずみずしいテクスチャーで、化粧水で整えた肌になじませると、すっと見事に肌に浸透していきます。ベタつきもなく、しぼみがちな肌がプリっと復活するような手ごたえがあり、つけるたびに肌のエネルギーがぐんっと高まっていくようです。とくに、ハリのなさを感じている方に試してほしいセラムです。
このシリーズは、トータルで肌をぐんぐん底上げしてくれますから、日に日に肌が元気になってくるのがわかります。ディオールならではの華やかな香りも心地よく、うっとりしながらお手入れできるところも気に入っています。私は、化粧水とクリーム、そしてこの美容液の3つを使っていますが、ハリが得られるので今度はアイクリームを試してみるつもりです。先回りのケア、始めてみませんか?
文・写真/夏目 円