肌がどうしようもないほど荒れていた30代に出会う。
モイスチュアリポソームが誕生して、ちょうど20年。私が使い始めたのは、おそらく10数年前ぐらいだったかと思います。当時、肌の乾燥に悩んでいて何をつけても乾きを感じる、乾燥が引き金になって肌荒れも起きるというどうしようもない状態でした。あれこれ試したものの、なかなか結果が得られないと苦戦していたところに出会いました。誰に教えてもらったのか記憶は定かではありませんが、おそらく同業の方だと思います。
1本使い終わってわかる、ひたむきな肌変化に共感。
正直、皮膚科でしっかり診てもらおうと思っていたぐらいですから、期待はそれほどしなかったんです。でも、職業柄、化粧品の力を信じたいという気持ちもありまして、ひとつ買ってみました。最初はそれほど感動がなかったものの、1本使い切ったころ、約1カ月後の肌に変化が現れました。あれほど悩んでいた肌の乾きが気にならなくなったのです。劇的に変化するというのではなく、少しずつ、少しずつ、1カ月という時間をかけて肌の調子を整える、そのひたむきというかコツコツとした肌変化に、とても共感を覚えました。
肌の健やかさを保つ上で大切なのは潤い。
それから、2本目をリピート。肌がモイスチュアリポソームに慣れてくるのでしょうか、どんどん肌の調子がよくなっていきました。肌の健やかさを保つ上でいちばん大切な「潤い」をじっくり深く、長く、届けてくれる。パワフルなエイジングケア美容液とは真逆なんですが、“いい状態の肌”を保つ上でなくてはならない美容液となりました。
コスメデコルテ独自の技術「多重層リポソーム」。
製品名にもあるように、製品の要となるのはコスメデコルテだけの「多重層リポソーム」という技術です。玉ねぎのように何重もの層のカプセルになっていまして、その層の中に美容成分が詰まっていて、時間をかけてゆっくりと美容成分が放出されるという独自技術です。これによって潤いを逃がすことなく、時間が経っても長時間しっとりとした肌が叶います。どんなにすばらしい化粧水も与えることはできても、肌に留めることはなかなか難しい。
いつものスキンケアに気軽にプラスオン!
モイスチュアリポソームは、洗顔後すぐに使います。まっさらな肌に使うことで、肌にすっと引き込まれるような感触が得られます。テクニックはとくにないのですが、私のルーティンとして温めた肌でハンドプレスをしています。
また、適量を使うことは大前提。ただし、美容液はケチると効果が半減しますが、たっぷり使う必要もありません。適量です、適量! そのあとに普段通り、化粧水、乳液と加えますが、モイスチュアリポソームのおかげで、水の通り道がものすぐごくいい状態になります。このブースター効果が得られるのもお気に入りのひとつ。この後、好みの美容液を重ねても問題ありません。モイスチュアリポソームは、どんなアイテムともケンカしませんから。だから、今使っているスキンケアにプラスオンしてみてください。とくに、今のような季節の変わり目は肌コンディションが変化するので、肌の土台をつくる上でもかなりいい仕事をしてくれます。そうそう、年代問わず使えるので、きっと私はおばあちゃんになっても使っているでしょうね。それぐらい大好きです。
撮影/池田敦 Pile Driver