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SKINCARE】【COLUMN

2019.02.14

美白コスメより何より、電子レンジ禁止!? くすんで黄ばんだ肌を明るくトーンアップするフェイスマップ的・内外美白ケア

スキンケアを中心に長年取材を続けてきた筆者が、自身の実体験から学んだ『フェイスマップ』。内臓も心もすべて顔にサインが出ている⁉ さぁ一緒にあなただけの地図を歩いていきましょう。

肌のくすみや黄ばみ、色ムラは、白砂糖などの糖質過剰から!

顔の反射区理論、フェイスマップでは「肌は排泄器官」と考えます。

食べ過ぎて体内で処理しきれない食べ物の老廃物や毒素が皮脂などと一緒に肌から排出されていくととらえるのです。

とくに紫外線が強くなっていくこれからの季節は、白砂糖などの糖分を摂り過ぎていると肌にくすみや黄ばみ、色ムラとして排出されます。たとえばバナナの皮に表出している茶色い斑点は糖の塊、シュガースポットと呼びますが、肌に表出している色ムラもシュガースポットの可能性が大きいと思います。

現代科学では、肌のタンパク質と白砂糖などの糖が結びつくとAGEsという糖化タンパクとなることを説明しています。ホットケーキの焦げは典型的な糖化タンパク、糖質の摂りすぎは焦げのようなくすみや黄ばみ、色ムラの原因になります。

あぶらっこい食べ物を摂りすぎていると、油焼けのようなカルボニル化の黄ぐすみが‼

肌があぶらっぽい上に黄ばみが深刻な場合には、肌の油焼けともいえるカルボニル化が疑われます。カルボニル化は、日焼けによって皮脂が酸化して過酸化脂質となり、その分解物が肌のたんぱく質と結びついてALEsというカルボニル化タンパクとなり、肌を黄色くくすませてしまいます。ラードや豚バラ肉、牛肉などの動物性脂肪など、あぶらっこい食べ物を摂りすぎても起こるのではないかと考えています。

糖化・カルボニル化を抑えるためには、糖質と油を避ける食事を。電子レンジを使わないこともポイント

肌のくすみや黄ばみ、色ムラが表出する背景には、糖質による糖化、あぶらっこい食べ物の摂りすぎによるカルボニル化が関係していると思われます。そこで美白ケアを始める際には糖化・カルボニル化をくい止められる方法を選びたいもの。

白砂糖やスイーツなどの糖分を徹底して控えること、動物性脂肪をなるべく避けることはもちろん、ベーコンやソーセージなどの糖化タンパクAGEsを含む食品を摂り過ぎないようにしましょう。電子レンジで食品を温め直すと糖化タンパクAGEsが増えるので、過熱する際にはなるべく蒸し器を使うなどの工夫を。

スキンケアは抗糖化・抗カルボニル化の機能があるもので透明白肌を取り戻そう。

美白化粧品を選ぶ際には、糖化・カルボニル化にフォーカスしたものをチョイスして。

ジバンシイDW10ホワイト ユース フルイドは抗酸化、抗糖化、抗カルボニル化の3つの要因と戦う、非常に期待できる美白乳液です。黄ばみと色ムラのない透明白肌を守り抜きます。

 

エピステームは肌の細胞レベルの糖化に着目し、それに抗うAGディープクリアコンプレックスという複合成分を配合しているコスメです。肌の糖化をしっかり抑え、気になるくすみやハリの低下などをケアします。

 

ポーラの B.Aは元祖「抗糖化スキンケア」として誕生し、進化したアプローチで肌の糖化をしっかり抑えるシリーズです。黄ぐすみのケアによいオリジナル成分YACエキスが配合されています。

文・写真/奈部川貴子