食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり~。
裏技1.シートマスクをレンチャン使用! 徹夜の私の肌を支えるのは、美容液1本の3分の2を含ませたシートマスクとクイーン♪
今回は私が「シートマスク」をいつ頼る? いつ使うのか? のお話です。
私の場合は、徹夜とか、撮影スタジオに12~18時間くらい滞在してしまった日とか、肌が(身体も心も)置かれている環境が、超がつくほど悪かった日の夜に、シートマスクを、さらに翌日にもシートマスクと計2枚を続けて使います。
スキンケアアイテムの中で、マスクって肌の上に10~15分くらい、のせているでしょ、肌とがっちり握手?抱擁?できるでしょ。だからこそ、疲れていく進行形の時に。貼るだけでいい「楽してキレイ」の決定版、やめられないでしょ! この原稿を書いているいま、私の顔にはシートマスクが。明日は早朝の新幹線でFM軽井沢の番組!生放送なのです。もちろん明日、軽井沢から帰宅したら、またシートマスクを肌にねっ。明日の番組のために選んだ楽曲の中から、大好きなクイーンのボーン・トゥ・ラブ・ユーを聴きながら、座りながら身体を揺らしています(踊ってるつもり)。でも、愛用のシートマスクはずれない(笑)今日はやることいっぱい!てんこ盛り。睡眠は2~3時間とれればありがたやの状況です。
私には、この連続戦法があっているみたいです。化粧のりもいいし、くすみも抑えられている気がします。私がシートマスクに求める条件は、天然由来の成分の割合が高いこと。ぐんぐんはいっているなぁ~と自分なりの肌感覚で手ごたえがあること。マスクしながら用事ができる、踊れる!(これ大事)=密着性がよいこと、効果として肌のうるおい(ぷるん)や、ハリ感をすぐに感じるなど、まぁ欲張りなんですよ、年齢も上がりましたからね(笑)
そんな条件を満たしてくれてお気に入りなのが100%ベジタリアン対応の製品を提供する、イギリス生まれのザ・ボディショップのユースコンセントレートシートマスクDOY(1枚21ml ¥700・税別/ザ・ボディショップ)です。
このシートマスクに含まれている美容液は、世界中の「ザ・ボディショップ」で、22秒に1本の割合で(ショップのレジに貼ってあった広告から書いています)、売れているという人気の角層美容液「ユースコンセントレートDOY」。1本30ml入りの美容液のなんと3分の2の21mlの量が、シートマスクに含まれています。成分も望み通りの99%天然由来成分。「ザ・ボディショップ」のスキンケアシリーズの中でもアイコン的存在でアイテム数が多い「DOYシリーズ」から、1月に発売になったシートマスクは大ヒットの予感がする。
また、「世界中のショップで22秒に1本~」の角層美容液の主成分には、生命力の強い3種の植物幹細胞を配合(高い保護力で知られる「エーデルワイス」、肌の引き締め効果で知られる「シ―ホリー」、再生力に優れた植物「クリステマリン」)。高山や海岸沿いなどの過酷な環境でも生き抜くことのできる、並外れた生命力を持つといわれる、これらの植物の肝細胞を独自にブレンドしたのだそう。過酷な環境を生き抜くのは、わたしも一緒!肌に栄養と同時進行で心にも栄養はマスト。バブル世代を生き抜いた私は、クイーンはもちろん、1980年代から1990年代のディスコで流れていた曲は大切な栄養素なんです(笑)みなさんの栄養素は、なんですか?
裏技2.袋の中に残っている美肌成分は、しずく型シリコンパフを使って、かきだして根こそぎいただきます!
このシートマスクを袋から出したあと、まだ袋の中にたっぷり残っている美容液はもちろんのこと、行きつけの「ザ・ボディショップ」のスタッフさんにいただいた、写真ミニサイズのサンプル→美容液「ユースコンセントレートDOY」の1回分が入った小袋は、すべて肌に与えたいと思うから、しずく型シリコンパフでかきだすのです。指先を使うより、楽に美容液をかきだせますよ。おすすめです。私は、首やデコルテになじませています。
文・写真/吉田ゆう子