たかくら新産業生まれの製品魅力が止まらない。
この状況の中で改めて見直すきっかけとなった「未病」(病気になるのを未然に防ぐ)。自らの身体の抵抗力を上げ、免疫力を付け、「ちょっとおかしいな」と思ったらすぐに対処できるように日々、自分の身体と向き合うように。
でも、副作用が伴うケミカルなものには頼りたくない、安心で安全なもの、それでいてしっかりとした効果を感じられるもの・・・そんな風に探していたら「たかくら新産業」のアイテムばかり購入していました。ご紹介したい商品は4品!
魅力的な商品開発の裏には社長の思いがつまっていた。
この状況になったからこそ、たかくら製品の魅力に改めて気づかされ・・・そこで、たかくら新産業 代表取締役 高倉健社長にその秘密を伺いました。
――会社を設立したきっかけを教えてください。
「28年前、某百貨店のバイヤーだったこともあり、海外の魅力的な商品を輸入し、日本で販売する目的で会社を設立しました。まだ日本にはなかったアロマテラピーからスタートし、アイピロー、メッセージベア、ウォーミングベアなどを初めて日本で展開したもの弊社でした。
その後、妻の乳がん、自分自身の病気を発症することで『病気にならない身体をライフスタイルに取り入れる』ことに注力。ところが、そういった商品が日本では売っていないことに気づき、自分で作るしかない、とオリジナル商品の開発・販売に着手しました」
経皮吸収する製品こそオーガニックに。
――オーガニックの商品を作ろうと思ったきっかけは?
「腕を1としたとき、頭皮は3.5、脇は3.6、デリケートゾーンはなんと42倍も経皮吸収されること、そこからケミカルなものを身体に吸収=病気の原因になり得ると知り、経皮吸収するアイテムからオーガニックに変えるべきだと思うように。そうして生まれたのがデオドラントやデリケートゾーン、頭皮ケア、歯磨きなどの商品でした」
――オーガニック製品を販売するにあたり難しかったことは?
「オーガニックは良いとは分かっていても、その効果効能が分かりづらかったり。また、オーガニックの線引きが曖昧な日本でどうやって商品の良さを分かっていただくかが大きな課題でした。そこで、オーガニック含有量を製品パッケージにパーセンテージで表示。これは日本(おそらく世界でも)初めてのこと。また、オーガニック製品というだけでなく『+機能をもたせること』に注力。例えば『ホワイトニングペースト』はオーガニックで歯のホワイトニングができると大ヒット商品となりました」
商品を買う時はその会社の本質を見定めて。
――製品づくりで心がけていることは何ですか?
「嘘やごまかしがないこと、エビデンスがあること、効果効能をしっかり感じられるもの、デイリーユースで使えるように価格が適正であること。すべてはお客様が最優先であることです」
――最後に一言お願いします。
「『良いものが欲しい、でも何が良いのか分からない』という声をよく耳にします。お客様が物を買うこと=その企業への投票と同じです。企業に投票することでさらに良い商品がお客様に還元されるということになります。商品を購入するときは、その会社の在り方、商品のコンセプトなど見て、知って、調べて、本質的なものを見定めてほしいと思っています」
ここを深掘り!
思いストレートにプロダクトに落とし込まれている。嘘がなく、正直で、まっすぐに商品作りに向き合っている。だからこそ、私たちに響き、多くの方々に受け入れられていることを改めて知ることができました。今後の商品展開がますます楽しみです!!
画像提供・取材・文/青木奈穂