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COLUMN】【Inner Care

2020.07.10

「デブ菌」増加で太るってナニ⁉

今だからこそ、菌について知ってみる!

新生活様式で、外出時は除菌のためのアルコールジェルやスプレーなどを携帯し、何か触ったらすぐに殺菌消毒。そう心がけている方も多いと思います。私も、そんなに潔癖症だった? と思うくらいジェルやスプレーを手にかけまくっています。で、ふと考えました。除“ウィルス”でなく、除“菌”でいいのかな? ウィルスと菌って何が違うの? そういえば、私たちの身の回りにある菌とどうつきあっていけば、美肌や健康のためになるの? と疑問が浮かび…。正しい菌ケアを行うためのさまざまな活動をされていて、こちらの記事にも登場いただいた「KINS」下川穣さんにお話をうかがいました。

下川 穰(しもかわ・ゆたか)さん 口腔内フローラ、腸内フローラを専門とする歯科医師、KINS代表。健康と美容と菌の関係に感銘を受け、正しい菌ケアを広める活動を展開。美容と健康をサポートする菌ケア製品を送り出す。菌ケア料理をご紹介するyoutube https://youtu.be/uWYTELMc3sMも配信中。
下川 穰(しもかわ・ゆたか)さん 口腔内フローラ、腸内フローラを専門とする歯科医師、KINS代表。健康と美容と菌の関係に感銘を受け、正しい菌ケアを広める活動を展開。美容と健康をサポートする菌ケア製品を送り出す。菌ケア料理をご紹介するyoutube https://youtu.be/uWYTELMc3sMも配信中。

新型コロナにアルコールが効いたのは、たまたまだった⁉︎

「まず、菌とウィルスの違いは、細胞があるかないか。菌には細胞があり、自分の力で生きて増えることができます。一方ウィルスには細胞がなく、自分の力で生きることも増えることもできず、他の細胞に入り込んで生きて増えています」。

だから、細胞がある菌は、殺菌することで細胞の膜を壊して殺すことができ、ウィルスは細胞がないので膜を壊して殺すことができないのだそう。

「ただ、ウィルスの表面は油で覆われているため、液体で除くことができます。その液体は何か、ですが、新型コロナウィルスの場合、たまたまアルコールが効果的だったのです。アルコールで消毒することで、30秒後には新型コロナウィルスは不活性化するという報告があります」。

手指のアルコール消毒、こまめに行っていて正解、でした。

菌はいつもあなたとともに生きていて、健康と美容に深く関わっている。

さて本題の菌について。腸にも肌にも常在菌があり、善玉菌と呼ばれる良い働きをする菌と、悪玉菌と呼ばれる良くない働きをする菌があるのは、なんとなく知っている人が多いと思います。

「大切なのはこの菌のバランス。悪玉菌と善玉菌の他に日和見菌(ひよりみきん)と呼ばれる、多いほうの菌に味方する菌もあるのですが、その日和見菌が悪玉菌に味方しないように、善玉菌の優勢を保つ必要があります。そのためには

1.生きた菌を持続的に摂ること

2.菌を育てるためのエサを与えること

3.善玉菌の働きを邪魔しないこと」。

【善玉菌を優勢する心得】生きた菌を持続的に摂る。

――持続的に摂るべき菌とは?

「みなさんよくご存知の『乳酸菌』です。乳酸菌は腸内の悪玉菌が増えるのを防ぎ、善玉菌を増やす働きがあります。すると消化吸収能力が高まり、美肌のための栄養素が作り出せるようになり、美肌に整えることができます。特に、乳酸菌の中でも、ヨーグルトに含まれる『ビフィズス菌』は肌のバリア機能を高めて保湿力を高める効果があります。

ぬか漬けに含まれる『プランタルム菌』は2週間摂り続けることで、シワの深さが軽減され、水分量がアップした、という報告あります。

また、ヨーグルトや葛餅などに含まれる『パラカゼイ菌』は、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を抑える働きもあります。

ぬか漬けには、さまざまな乳酸菌が含まれいて菌活には最適な食品。腸内細菌のバランスを整えて美肌へ導く優秀菌。
ぬか漬けには、さまざまな乳酸菌が含まれいて菌活には最適な食品。腸内細菌のバランスを整えて美肌へ導く優秀菌。

健康面で言えば、納豆に含まれる『納豆菌』には腸の近くに集まる免疫システムに働きかけて活性する効果が。また、漬物に含まれる『アシドフィルス菌』には血中の善玉コレステロールが減るのを抑えて、中性脂肪値を低下させるなど、効果が期待できます」。

ただし、菌は単体よりも複数摂る方が効果を発揮しやすいので、これだけ、ではなくさまざまな乳酸菌バランスよく摂ることが大切だそう。手軽に摂れる発酵食品、納豆やぬか漬け、味噌やキムチをできるだけ数品、そして毎食、摂るようにしたいもの。

免疫力アップにはやっぱり納豆。新型コロナの感染が増え始めたとき、納豆が売り切れるスーパーが続出したのも記憶に新しいはず。
免疫力アップにはやっぱり納豆。新型コロナの感染が増え始めたとき、納豆が売り切れるスーパーが続出したのも記憶に新しいはず。

【善玉菌を優勢する心得】菌を育てるためのエサを与える。

善玉菌を育てるオリゴ糖やポリフェノールを摂り入れるべきだそう。

「たくさん生きた菌を摂ることと同時に行うことで、より効果的に善玉菌を優位にできます。オリゴ糖はタマネギやトウモロコシ、アスパラガズなど甘みのある野菜に、ポリフェノールはイチゴやリンゴ(の皮)、緑茶などに多く含まれます」。

【善玉菌を優勢する心得】善玉菌の働きを邪魔しない。

「防腐剤や乳化剤、人工甘味料などの添加物は、善玉菌を減らしてしまいます」。

食品の成分表示を見ても、どれが添加物が判断しにくいことも。

「そうですね。そこで<添加物不使用>と表示のあるものを選ぶようにするだけでもいいと思います。完璧にできなくても、6割減らすだけでかなり変わりますよ」

デブ菌を増やさないために摂るべきものは?

私自身、自粛太りを回避したと思っていたのですが、友達とご飯を食べにいけない、旅行もできないそんなストレスから、テイクアウト太りに。みなさんは大丈夫ですか?

「デブ菌と言われる『ファーミキューテス菌』が増えているのかもしれませんね。これを抑えるには、スルフォラファンを摂るのがおすすめです。ブロッコリースプラウトに豊富に含まれていますし、アンチエイジング効果もあると言われています」。

とは言え、ブロッコリースプラウトだけ食べれば痩せる、というわけではない、ということは頭に入れておくべき。

「腸内の菌バランスが善玉菌優位になるよう心がけることが、何より大切です」。

KINSでは、腸内の菌バランスを整えるサプリメントも発売。なかなか食事で菌活するのが難しいという場合、助けになってくれそう。イイ菌が働く腸内環境を目指して、できることから少しずつ、始めてみませんか。

皮膚の常在菌を検査するスキンテスト、腸内環境の菌バランスを整えることで美肌へ導くサプリメント、LINE公式アカウントを用いたカウンセリングチャットがセットされた、菌ケアサブスクサービス。6ヶ月に1度届き、6ヶ月ごとに皮膚の常在菌の状態をチェックでき、サプリメントは20種の酵母菌、乳酸菌生産物質、食物繊維がブレンドされている。カウンセリングチャットは、美肌に関する相談やアドバイスなどを何度でも質問できる。KINS BOX ¥5,980(月定額)/KINS
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写真提供・取材・文/河村美枝