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HAIR CARE】【FEATURE

2020.05.21

【オンナの薄毛問題】には“効く”美髪・育毛専門サロン(実体験編)

薄毛に本当に悩んだからこそ生まれた、“効く”美髪・育毛専門サロンへ!

美容クリニックでの薄毛治療の最前線を取材した次は…美髪・育毛専門のサロンがあると訊き、東京・南青山の「RESALON」(アールイーサロン)に。元美容雑誌編集長でサロン代表の渡辺佳恵さんに、「美容のプロ」の立場から考える「女性の薄毛」についてお訊きしました。

渡辺佳恵さん 美容専門誌の元編集長。美容系ブランドのブランディングやPRにも携わる。
渡辺佳恵さん 美容専門誌の元編集長。美容系ブランドのブランディングやPRにも携わる。

【薄毛実体験】40代前半から薄毛に悩み、8年間あらゆるケアも効き目なし。

――美容雑誌の編集や美容系ブランドのブランディングに携わってこられた渡辺さんが、美髪や育毛を意識するようになったのはいつごろですか?

「わたし自身、40代前半から薄毛に悩んでいたんです。ヘアトリートメントをしてもまとまらなくなってきたと思ったら、だんだん抜け毛が増えてきて、2週間に1回の頻度でヘッドスパに通い、自分でもマッサージをしたりいろんなアイテムを試したりもしました。それでもどんどん薄毛が気になるようになっていって……。どうしても隠したくて『増毛パウダー(微小な粉末を頭皮や毛髪に振りかけ、薄毛を隠すアイテム)』を使ったこともあったほどです。

ずっと美容関係の仕事に携わってきて、美に対する向上心は常に持っていたし、それなりに知識も情報も持っていたけれど、8年間、最大限に時間とお金を注ぎ込んでも薄毛を克服することはできませんでした。ストレスも薄毛の大きな要因のひとつなのですが、なにをやっても薄毛が改善しないし、それがまたストレスになる。そんな悪循環に陥っていましたね」

【薄毛実体験】肌が若返る『ヒト幹細胞培養液』なら髪も生えると直感。

――仕事として、美髪・育毛に携わるようになったきっかけは?

「薄毛に悩んでいた当時、あるメーカーの方から『ヒト幹細胞培養液』を使ったスキンケア商品を提案されました。『ヒト幹細胞培養液は再生医療にも用いられているもので、周囲の細胞に作用する“サイトカイン”というたんぱく質が、老化によって活動が鈍くなってきている細胞、活動をストップしてしまっている細胞に働きかけ、代謝を促進するんです』と説明されても、正直、ピンとこなかった。でも、実際に使ってみたら、肌が若返っている、という実感があって。ほんとうに驚きました。

ヒト幹細胞培養液を使った“皮膚の細胞そのものを活性化させる”製品は、従来の“製品に配合された成分で、肌に足りない成分を補う”製品とは原理からしてまったく異なるものなんですね。『スキンケアのアイテムではなく、スカルプローションをつくったほうがいい』とご提案したら、3年後、『できました。髪、かなり生えてきました』と持ってきてくださった。その製品のブランディングとPRをお手伝いすることになったのが、美髪・育毛に携わったきっかけです」

【薄毛実体験】悩んでいるのは自分だけじゃないと気づいて。

――そのアイテムとの出会いで、薄毛の悩みは解消されていった、と。

「これでようやく薄毛の悩みから解放される!と思いました。

わたしにとって、薄毛は自己肯定感を著しく損なう大きな悩みでした。『太った』とか『シミが増えた』『皮膚がたるんでシワが増えてきた』というのは、まったく意識しないわけではないけれど、受け入れられていた。ところが、薄毛は『どうしてもバレたくない、知られたくない』と思っていたんです。頭頂部を見られるのがイヤでイヤで、天井が鏡になっているところでも『見られてるんじゃないか』と過敏になっていましたし、髪の話題に触れられると『そうかな? 気のせいじゃない?』と平然を装いながら実際はすごく傷ついていました。

ある日、気の置けない友人たちと飲んでいた席で、ふと『最近、髪が薄くなってきた気がするのよね』と話したら、『わたしも』『わたしも』と声があがって。『あれ? 悩んでいるのはわたしだけじゃないのかも?』と気づいたんです。ヒト幹細胞培養液を配合したアイテムは、わたしと同じ悩みを持つ人たちにとっても、一筋の光明になるかもしれない、と思いました」

【薄毛実体験】悩んだからこそ生まれた、効果が実感できる施術とヘアケア製品。

――そして、美髪・育毛のサロンをオープンなさったわけですね。

「最近は、『日本人女性の10人にひとりが薄毛に悩んでいる』とも言われています。ヒト幹細胞培養液の製品をつくっているメーカーさんは、サロン用のメニューもホームケアのシリーズも展開していたので、製品と施術をセットで提供しようと考えました。しかし、わたしはプロデュースやブランディングはできても、施術はできません。2017年7月『まずは小さなサロンをやってみよう』と思い、ひとりの美容師さんと契約して、ポップアップ的なサロンをはじめました。

すると、あっというまにクチコミで評判が広まって、予約が2か月待ちから3か月待ち、半年待ちに……。それだけ多くの方に必要とされていることがわかったので、お待たせせずにすむよう、2018年5月に美髪・育毛専門サロン『RESALON』をオープンしました」

RESALONオリジナルのホームケアシリーズ。スカルプ クレンジング、シャンプー、トリートメントなどの基本アイテム。
RESALONオリジナルのホームケアシリーズ。スカルプ クレンジング、シャンプー、トリートメントなどの基本アイテム。

「2019年には、よりいっそう効果を実感できるよう、使用感や香りなど細部まで妥協せずに開発した当サロンのオリジナルケアアイテムも導入。サロンでの施術と併せて、ご自宅でも頭皮と毛髪のケアを日常的に継続していただけるよう、ホームケアシリーズも販売。いまでは、薄毛に悩む全国の女性からお問い合わせをいただくようになっています」

「ヒト幹細胞培養液」をはじめ「トリペプチド」「ナイアチン」「サリチル酸」など髪育に不可欠な6種類の有効成分を配合したニューアイテムのREホーム スカルプローション
「ヒト幹細胞培養液」をはじめ「トリペプチド」「ナイアチン」「サリチル酸」など髪育に不可欠な6種類の有効成分を配合したニューアイテムのREホーム スカルプローション

ライター久保の感想は……?

「渡辺さんにお会いしたときの印象は“ツヤツヤの美髪!” かつては、ご自身も薄毛にかなり悩んでいらしたそうですが、そんな時期があったとはまったくわかりませんでした。健康で美しい髪を取り戻したい人も、健康で美しい髪を維持したい人も、しっかりしたケアを続けていくことが大事なんですね。わたしは“さっぱり洗いあがればいいや”というズボラ派でしたが、年齢的にも“洗浄”だけではない“ケア”の視点で洗髪を見直したほうがいいのかもしれません」

サロン撮影/もろだこずえ 取材・文/久保加緒里 取材協力/RESALON https://www.resalon.co.jp/

※こちらの記事の取材は緊急事態宣言発令前に行いました