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FEATURE

2020.01.08

唯一無二の存在 美容家IKKO『人生、美の格言』

IKKO美の格言~その弐の1~「美しさっていつも綱渡り」

令和二年元旦からスタートしたIKKO『人生、美の格言』。いよいよ核心部分である、私の感じる「美しさ」についてお話しします。

思えば物心がつくはるか前から、美容室を営む母や、オシャレな姉たちのいる環境で育ったため、私は美しい人や物に惹きつけられていました。

そんな私がヘアメイクを経て、現在「美」を追い求めることを生業としていることは、決して偶然ではないと思うのです。

IKKO(いっこう)
1962年福岡県出身。高級美容室「髪結処サワイイ」で8 年間修業の後、ヘアメイクアップ アーティストを目指して独立。数々の雑誌の表紙をはじめ、テレビCM、舞台等のヘアメイクを通してIKKO 流「女優メイク」を確立し、絶大な信頼を獲得。幼少期から抱えていたコンプレックスを乗り越える事により、生き方学を身につけ、世間から多大なる共感を得る。現在は、美容家として活躍する傍ら、そのセンスを活かして振袖をはじめ、様々な商品開発、執筆や講演、音楽活動などにとどまらず、プロデューサーとしても活躍の場を広げている。さらに、韓国観光名誉広報大使に任命され「2009年ソウル観光大賞」をはじめ、数々の賞を韓国で受賞するなど、活躍の場は海外にまで広がっている。
IKKO(いっこう) 1962年福岡県出身。高級美容室「髪結処サワイイ」で8 年間修業の後、ヘアメイクアップ アーティストを目指して独立。数々の雑誌の表紙をはじめ、テレビCM、舞台等のヘアメイクを通してIKKO 流「女優メイク」を確立し、絶大な信頼を獲得。幼少期から抱えていたコンプレックスを乗り越える事により、生き方学を身につけ、世間から多大なる共感を得る。現在は、美容家として活躍する傍ら、そのセンスを活かして振袖をはじめ、様々な商品開発、執筆や講演、音楽活動などにとどまらず、プロデューサーとしても活躍の場を広げている。さらに、韓国観光名誉広報大使に任命され「2009年ソウル観光大賞」をはじめ、数々の賞を韓国で受賞するなど、活躍の場は海外にまで広がっている。

『粋』と『上品』は平均台の上を歩くようなもの。紙一重のバランスを取ることこそ『美』。

美しさについて思いを巡らすとき、私の心にいつも浮かぶのが「美しさっていつも綱渡り」という言葉です。美しいものって、儚く壊れやすい。咲き誇る花々、かぐわしい香水の香り、瑞々しい若さ、星空の輝きや朝日の昇る瞬間も……。

私は着物の世界に足を踏み入れたことにより、「美」というものの奥深さを学びました。着物の師である故・池田重子先生から「IKKOちゃん、美しさというものは難しいものなのよ。例えば『粋』が過ぎると『下品』になる。『上品』が過ぎると『野暮』になるの。『粋』と『上品』は、平均台の上を歩くようなもの。紙一重のバランスを取ることこそ『美』なのよ」と、教えていただきました。

「美」、そして「生き方」についての哲学が見事に現れているこの言葉を、私は常に胸に刻んで生きています。

美しさは儚いからこそ、日々努力して極めるのではないかしら。

儚く、容易には手に入らないものだからこそ、私たちは「美」を追い求めるのだと思います。

私が「今日より明日、もっと良い自分であるために」という気持ちで毎日を生きているのも、美しく在ることがどれほど難しいか、よく分かっているから。

ヘアメイクの世界に入った駆け出しの頃から今に至るまで、多くの「美しい」と言われる人たちを見てきました。銀幕を彩ってきた女優や俳優、誰もが振り返るような圧倒的オーラを放つタレントたち、抜群のスタイルで時代をつくってきたトップモデル……彼らの姿を目の当たりした私は、皆さんの「美」のお役に立てるよう、そして私自身も少しでも美しく生きたいと思ってここまできました。

外見は、その人の内面を如実に表します。年齢を重ねるほど、それは顕著です。大切なのはやはり素肌の美しさ。健康美に溢れた素肌は、それだけで周囲に「幸せの魔法の粉」を蒔くようにハッピーオーラを広げていきます。

だから、幸せになりたいなら、運気をアゲたいなら、キレイになりたいなら、まずは美肌、「絶対美肌」をめざしましょう❤

絶対美肌を叶える、私の愛用コスメたち。

韓方(はんばん)と幹細胞を組み合わせた、エイジング肌におススメのサイムダン プレミアム シリーズは私がプロデュースして作りました。

「サイムダン プレミアム」は韓方(はんばん)×幹細胞のコスメ。肌にハリ・弾力や潤いを与え、健やかに保つことを理念に、厳選された成分を惜しみなく詰め込んだラインナップ。基礎化粧品からファンデ、シャンプー&トリートメントまで揃います。
「サイムダン プレミアム」は韓方(はんばん)×幹細胞のコスメ。肌にハリ・弾力や潤いを与え、健やかに保つことを理念に、厳選された成分を惜しみなく詰め込んだラインナップ。基礎化粧品からファンデ、シャンプー&トリートメントまで揃います。

もっちりウルプル肌になれるリッチなクリームのリファイン HASUOステム クリーム(サイムダン プレミアム)

エイジングケアに特化したクリーム。100年根以上の赤カシュウエキスや人工被膜成分のメヒジェルが物理的ハリ感をもたらし、49種の美容成分が健やかな肌に導きます。
エイジングケアに特化したクリーム。100年根以上の赤カシュウエキスや人工被膜成分のメヒジェルが物理的ハリ感をもたらし、49種の美容成分が健やかな肌に導きます。

忙しい現代女性の救世主、多機能ファンデです。このサイムダン アクトレス エッセンシャルFD(サイムダン プレミアム)を使いこなせたら怖いものなしね!

美容液、紫外線カット(SPF50+/PA++++)、化粧下地、コントロールカラー、ファンデーションの多機能ファンデーション。美容成分を34種71%配合。グリーンとピンクのコントロールカラーとファンデーションが肌の上でフィット、毛穴レスの上品肌を叶えます
美容液、紫外線カット(SPF50+/PA++++)、化粧下地、コントロールカラー、ファンデーションの多機能ファンデーション。美容成分を34種71%配合。グリーンとピンクのコントロールカラーとファンデーションが肌の上でフィット、毛穴レスの上品肌を叶えます

時代によって変わる“旬顔”。私が感じる“令和美人”って。

“旬顔”は時代によって変化します。ずばり“令和美人”とは、透明感あふれるウルプルな素肌が美しい人。ファンデーションやアイシャドウ、リップなどのメイク製品も、肌の美しさを際立たせるものが今っぽいと思います。

だから私は一層スキンケアを大切にしています。肌が荒れていたら、どんなメイクを施しても台無しだもの! 年齢や肌質、今の肌の状態によって合うコスメは変わります。皆さんも今の自分にフィットする運命のコスメを探してみては?

ランコムは水分と油分のバランスが絶妙。今の私の肌にハマるのです!

今の私の肌に合っていると感じるスキンケア製品のひとつがランコムです。数あるコスメブランドの中でも、肌の油分と水分バランスを保つ力が絶妙だと感じます。中でも、濃密なもっちりとした肌になれる「アプソリュ シリーズ」が好き。アイクリームは、ここぞという時のスペシャルケアとして、目の周りだけでなく顔全体に贅沢にたっぷり塗るのが私の裏ワザです。

(前列左より)輝くようなツヤ肌を実現するオイル状メイクアップベースのアプソリュ ゴールデンプライマー。ハリ感のある目元へ導くエッセンス、アプソリュ アイ コンセントレート。ローズと亜麻の恵みを昇華したアイクリームのアプソリュ アイクリーム。(後列左より)しなやかでツヤに溢れる素肌になる美容スキンオイルのアプソリュ プレシャスオイル。気になる箇所を自然にカバーできるリキッドファンデーション、タンイドル ウルトラ ウェア リキッド。ふっくらしなやかな肌に導くなめらかなアプソリュ ソフトクリーム。こっくりとした濃密な着け心地のアプソリュ リッチクリーム(すべてランコム)。

髪は顔の額縁。年齢を重ねるごとにボリュームが必要です。

女の価値を決めるのは「髪」といっても過言ではないと思います。私のキャリアの出発点が美容師だったこともあって、その思いはずっと変わっていません。

メイクとともに、ヘアスタイルもその時代を映し出すもの。年齢を重ねた私が感じるのは、ヘアはボリュームが大切ということです。特に着物を衣装として頻繁に着る私にとって、ボリュームのあるヘアスタイルは着姿を完成させる大切なポイントです。当初はこのボリュームヘア、ずいぶんと笑われたものですが、やはり着物という豪華な存在に対し、ヘアもそれなりの高さ、毛量、スタイリングがないと着物に負けてしまうんですね。

今では「IKKOさんと言えば、ゴージャスな着物にボリュームヘアですね」と、ファンの方からも言ってもらえるようになりました。

なぜ、髪がこれほどまでに大切なのでしょう? 私は「髪は顔の額縁」だと思っています。どんなに素晴らしい絵画でも、額縁との調和がなっていなければその魅力は半減。顔、メイク、ファッションは言うまでもなく、髪はその人の生き方までも物語るのです。

年齢を重ねると誰しも髪の量が少なくなったり、パサついてペシャンコになりがち。だからこそ、髪の根本からしっかりケアをして、頭皮の血行を促し、健康な髪が生えてくる土壌をつくってあげることですね。こうした日々の積み重ねが豊かで艶やかな髪を育むのです。

 

※IKKO美の格言~その弐の2~は、明日更新予定です

※ご紹介した製品はすべてIKKOさんの私物です

撮影/宮﨑貢司 メイク/高場佑子 着付け/高橋惠子 ヘア/菊地好美 取材・文/三尋木志保