社長になると、イケメンになれるのか。はたまたイケメンだから社長になれるのか…。リーダーたるメンズのキャリアと日常に迫ります!
眼福に浸るもよし、女磨き、キャリアアップの一助にするもよし。.&cosme編集部が独自の審美眼と情報網で厳選したイケメン社長に登場いただきます。
イケメン社長ファイルNo.1
橋本舜 Shun Hashimoto
1988年生。大阪府出身。東京大学教養学部卒後、DeNAに入社し、新規事業を担当。2016年4月「主食をイノベーションして健康をあたりまえに」をミッションに独立、ベースフード株式会社を創業。
プライベートが仕事にもつながる面白さ。
この仕事の面白さの一つが、プライベートと仕事がリンクして世界が広がることですね。休日も、二年前に結婚した妻との旅行や食べ歩きを楽しんでいますが、そこで出会った店のシェフと当社の製品で、コラボが実現したこともあります。
妻との出会いは当社のオープニングパーティーで、起業した仲間の友人でした。東洋医学や薬膳を学ぶ彼女との会話は新鮮でしたね。二人とも食べることが大好きで、結婚式はイタリアのワイナリー、新婚旅行でもひたすら食べて飲んで、ローマで料理教室にも参加しました。彼女も薬膳やお茶の仕事を始めたので、二人とも「食」が人生の主要なテーマの一つ。楽しみながら互いに多くのことを吸収しあっています。
座右の銘は「敬天愛人」、僕の考えるリーダー論。
ウチの会社は、社員が20代から30代と若い。それも手伝って、社長の僕が心がけているのは“フラットなリーダー”であることです。そのために、常に人と違う学びをし続けることを自分に課しています。
例えばニュースや読書は、英語でインプットしてグローバルな視点でモノを見るようにしています。リーダーは目線を変えること、世界情勢を知り、判断することが重要だと考えているからです。
座右の銘は、天を敬い、人を愛する意の『敬天愛人』。自分だけの幸せ(健康)でなく、世界中の人を健康に、皆で幸せになる、という当社の企業理念に通じています。僕を突き動かす大切な言葉ですね。
米国を制する者は世界を制す!「食」で皆が平等に、「健康」になれる社会を目指して。
「三つ子の魂百まで」というのか、子どものころから食べることが大好きでした。母は専業主婦でしたが、絵も描く人で、毎年のように渡米してアートを学んでいました。そして現地で食べた、美味しくて珍しい食べ物を家庭で再現してくれました。僕は美味しい食事が家庭を、社会を幸せにすると感じていたのでしょうね。そう思うと、仕事も妻も「食」を通じて出会ったのは、必然だったのかもしれません。
昨年、念願のサンフランシスコに進出しました。ベンチャー企業の聖地であり、健康志向の人が集まるサンフランシスコで勝負することは一つの目標でした。
様々な背景の人が集まるアメリカは「国」ではなく、「世界」だと感じています。日本人が作ったパンやパスタというと、アメリカ人は興味を持つんです。実際食べると美味しいし、栄養的効果も高い。こうした分かりやすい機能を持った食品がウケるのは、日本よりアメリカのほうが強いかもしれません。僕たちベースフードの「誰もが平等に健康になる」夢が少しずつ実現していくこと、ワクワクしますね。
自分や、大切な人のために毎日頑張っている女性にこそ食べてほしい完全栄養パン
当社の社員の半分は女性で、お客様にも多くの働く女性や、育児を頑張るママたちがいます。女性が自分の成長のためや、大切な誰かのために頑張る姿は美しいし、ステキだと思います。そんな忙しい女性たちにこそ、美味しくて手軽で、キレイと元気が一度に叶うベースブレッドやベースパスタを日々のライフスタイルに取り入れてほしいと思います。
美味しくて健康になれる「ベースフード」で、多くの女性の「キレイ」や「元気」を支えていきたい、そう思っています。
イケてる橋本社長 後編診断
「主食」で健康をあたりまえに、と語る橋本社長の目はキラキラ輝いていました。夢を持ち、着実に努力し家族を大切にする橋本社長、前編よりさらにアップしてイケメン偏差値88(編集部調べ♡)
撮影/塚田亮平 取材・文/三尋木志保