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BODY CARE】【COLUMN

2019.11.16

驚くほど足裏がツルツル!! さあ、冬本番!ひび割れるその前に、かかとのケアが大切です。

大阪長屋の古民家に暮らし始めて数年。だんだんと時間の流れ方や物事のとらえ方がじわじわと変わってきました。今年もそんな日々の暮らしの中で感じたことと美容について(まるで古民家暮らしとは関係のないことも多々ありますが…)、気の向くままに書いていきたいと思いますのでどうぞお付き合いよろしくお願いいたします。

靴下を脱いで、その足の裏、見せられますか?

最近、めっきり朝晩の冷え込みが厳しくなってきた。我が家もいよいよ衣替えだ。古民家の冬は本当に冷え込む。だから秋が訪れる10月ごろから徐々に衣替えがはじまる。

まずはショートパンツがロングに。それからニットのカーディガンなどが登場する。そして最後に、ビーチサンダルが厚手の靴下&もこもこルームシューズに変わる(蒸れないし、スリッパの底などは意外と汚れるので、すぐに洗えるビーチサンダルは室内履きにすごく便利。なので、我が家の室内履きは、冬以外はビーチサンダルです)。そんなもこもこルームシューズへの衣替えの時にふと気づいた。“あれ? 足の裏がガサガサだ!” 少し脂性でもあり、ずっとしっとりしていると思っていたはずの足の裏。知らず知らずのうちにかかとの皮膚が厚くなり、ガサガサになっていた。これから訪れる冬の季節。空気はどんどん乾燥していく。ここまで皮が固くなっているとクリームをぬっても、もうどうにもならない。角質を除去するピーリングパックなどもあるが、それよりがっつりと削り取りたいと思った。このままほっておけば、ひび割れだって起こしかねない。

目指せ!ツルツル赤ちゃん肌のかかと✨

そこで以前から少し気になっていたあいつを試すことにした。そう5秒でツルツルになるという「5セカンズシャイン(かかと角質削り)」(¥2,500・税別/協和工業)だ。いろいろな店頭でもよく見かけていたが、“ほんとに?”と思いながらもずっと気になっていた。電動のものや、もっと大きくてザラザラもすごい角質削り商品が多い中で、この5セカンズシャインは一見するとガラス板にしか見えず、半信半疑だったが、あのレジェンド松下のテレビショッピングで見たことも気になり試してみることにした。

まずは、5セカンズシャインを手に取ってみる。恐竜の卵のような形をした楕円が手にしっくりと収まってすごく持ちやすい。これがすごく適度な力でかかとを削ることができる。それから90度回して細い部分を上にして持つと、ピンポイントに削りたい部分に当てることができる。今までの角質削りでは見なかった形だけに、この形はすごく機能的だと思った。

 

そしていよいよ削りはじめることに。足や削り機などを水などで濡らすことなくそのまま当てて削りはじめる。別にお風呂などに入って皮膚を柔らかくすることもない。ただただ硬くなっている角質にあてて削るだけだ。そんなに力を入れていないのに、取れる取れる。なんだか、“あかすり”のように角質が取れていく。それに全然ひっかかったりすることもなく、まったく痛くもない。本当に皮膚の柔らかい部分を傷つけることなく、堅い部分だけを削りとっているといった感じだ。それがあまりにも楽しくってどんどん削っていってしまう。足の裏をよくよく見て気づいたことだが、かかと以外にも親指の周りなど角質が硬くなっているところがある。そんなところには細い方を上にしてピンポイントケア! 5秒でツルツルに!というわけにはさすがにいかなかったが、こんなにも楽に角質が削れるなんて驚いた。ビックリするほどツルツルに仕上がる。

(1)ケア前のかかと。
(1)ケア前のかかと。
(2)ケア後のかかと。
(2)ケア後のかかと。

お見苦しく申し訳ないのですが(1)がケア前のかかと。そして(2)がケア後。目で見てもわかるようにピカピカになった。触った感じもツルツルですべすべだ。引っかかる感じなんてまったくしない。“おーー!”と思わず驚いてしまった。あまりにも削りカスが出てしまったので、さすがにそれをお見せするのははばかられたので止めたが、面白いぐらいによく取れた。

そして使用後の手入れも水に流して乾かすだけ。削り取った角質も残ることなくきれいにとれ、清潔に保てるのもうれしい。ケースもついているし、ガラス板のような形状なので収納にも場所を取らない。

ただ難点を示すなら、削りカスがあまりにも出すぎるところだろうか。はじめは紙を下に敷いて行っていたが、足の裏は削りにくいのでいろんな姿勢になるから削りカスが散らばる散らばる。削り終わった後の掃除は必須だ。だから削るなら掃除機をかけてもいい時間帯を選んだほうがいいだろう。そしてソファやラグ、カーペットなどの上ですると、後の掃除が大変かも。時間帯と場所を選んですれば、本当に簡単で楽しい角質削りだ。これから冬本番。空気が乾燥してかかとが割れるその前に、角質ケアでツルツルに。

文・写真/楠井祐介