季節によってファッションやメイクを変える人は少なくないはず。しかし、オシャレな人はそれだけではありません。季節によってフレグランスを使い分け、その季節の雰囲気に合った香りを身にまとうのです。日に日に寒さが増して本格的な冬がやってくるこの時期、香りも冬仕様にしてみては? 澄んだ冬空の爽やかさや、雪の清潔な白など、冬景色をイメージした香水はさまざまなブランドから発売されています。
日照時間が短くなり気分が沈みがちな季節だからこそ、冬に似合う香りをまとって気分を上げていきましょう! そこで今回は、冬におすすめの香水をご紹介。寒い季節に向けて、ワクワクする気分を高めたい人はぜひチェックしてみてください!
軽やかな香りがこっくりした甘い香りに変化
ニコライは、ゲラン家の血を引く女性調香師パトリシア・ド・ニコライが創業したフレグランスブランド。嗅いだ瞬間、スっと鼻に入ってくるのは柑橘系とスパイスの軽やかな香り。トップノートは次第に、バニラ・サンダルウッド・アンバーの甘い香りへと変化していく。こっくりとした甘さが秋冬にマッチする香水。
アンバーカシミヤ アンタンス オードパルファム 30ml/ニコライ(NICOLAÏ)
男女問わず使える! ウッディで温かみのある香水
マルタン・マルジェラが1988年に設立したパリのファッションブランド・メゾン マルジェラの香水。テーマは「寒さの中で際立つ暖かさ」。冬の朝にパチパチと音を立てる暖炉や焼きマシュマロ、ブランケットに包まれる幸福感を香りで表現した、ウッディノートとチェスナットが印象的に香る逸品。男女ともに使用できるのも魅力。
レプリカ バイ ザ ファイヤー プレイス オードトワレ 100ml/メゾン マルジェラ(Maison Margiera)
「雪の上に光輝く冬の光」を香りで表現
アメリカのファッションブランド・トムフォードによる、「雪の上に光輝く冬の光」をイメージした香水。同ブランドで人気の香水「ソレイユ ブラン」の官能的な香りとは対照的に、明るくおだやかなきらめきを感じさせる。シュッと一吹きすれば、雪に沈む太陽のおだやかなきらめきを想起させる魅惑の香調が漂う。
ソレイユ ネージュ オード パルファム スプレィ 50ml/トムフォード ビューティ(TOM FORD)
クリスマスの定番! 冬を彩るカクテルをイメージした香り
ジョー マローン ロンドンのクリスマスコレクションの定番ともいえる「オレンジビター」のフレグランス。始めにシトラスの明るさが、次にジューシーで甘いオレンジが感じられ、やがてフレッシュなマンダリンが広がる。プルーンとリッチなサンダルウッドが香り、最後はアンバーの官能的な香りで包み込む。
オレンジ ビター コロン 30ml(箱なし)/ジョー マローン ロンドン(Jo Malone London)
文/吉玉サキ 編集/&cosme編集部