食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技第二回のはじまり、はじまり～。
お気に入りの化粧水をミストスプレーに
「My基礎化粧品救急箱」の常備化粧水。ゆらぎ肌を救ってくれます。左から、エリクシール シュペリエル リフトモイストローションWⅢ（つめかえ用 150ml ￥2,808）、同・ホワイト クリアローションCⅢ170 ml ￥4,320、同・リフティングウォーターEXⅢ 150ml￥3,240・すべて税込み／すべて資生堂）
オンナもオトコも肌悩みのNo,１が「乾燥」らしい。じつは、｢乾燥｣っておそろしいことに、シミを濃くするというデータも！ そんな憎き「乾燥」の原因には加齢をはじめ、紫外線、ストレス、睡眠不足などがあります。
24時間乾かないオンナでいきたい！ そう願って私が考えついた秘策→化粧水の使い方の裏技をご紹介。材料は化粧水、香水スプレーボトル、そしてあなたの手の平と、指先です！
100均の香水スプレーボトルが、オンナの欲望を満たす！
私はほぼ1年中、外出先で肌の乾燥を感じる時やメイク直しの時に、化粧水（先の画像で紹介したエルクシールが私の一押し）を、ミストスプレー化粧水に変化させて持ち歩いています。
化粧水を100円ショップで売っている香水スプレーボトルに移し替え。写真の輝くボトルは、すべてDAISOで購入。アルコール液対応のものです。
スプレーボトルは①シュッシュッと細かく出るタイプ ②水鉄砲のようにストレートに出るタイプの二種。
これを外出先で乾燥を感じたらシュッシュッと。さらに両手で優しくなじませたり、小鼻は指先で優しくトントンしたり。いっそう潤うことうけあい。
そもそも肌が乾燥するって？
バリア機能が低下して、ターンオーバーが乱れる状態を言います。（＊ターンオーバー
→皮膚が生まれ変わる仕組み）
肌が乾燥すると、肌の一番外側の角質層（細胞の重なり）の水分量が減る→水分保
持力低下する→角質層に乱れが生じる→肌のバリア機能が低下する。角質層は、保湿
機能とバリア機能を合わせもつ働きがあるだけに、ダメージを受けると、肌がたちま
ち乾燥するのです。
ならば、どうしたら乾燥を防げるのか？ スキンケアを毎日、丁寧に行なうこと、以上。
メイクや皮脂の汚れをすっきり落として化粧水と乳液＋アルファ美容液やクリームなどを取り入れる。肌のすみずみまで、水分と油分をいきわたらせ保湿をしっかりすること。
毎日のお手入れ以外にも、私は部屋のヒーターの温度をやや低めにする、加湿器を置く、見た目は最悪ですが…洗濯物の部屋干しも自分が長い時間過ごす部屋で（湿度を優先）など、ちょっとした心がけも大切だと思い努力しています。
吉田式乾かない裏技はまだあるんです。つづきは後編で！
文・写真／吉田ゆう子