食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技をご紹介します。
ニオイが気になる、気分がよくない…神経が高ぶったときはペパーミントで深呼吸。
ストレス社会に生きる私たち。いろいろな感情がこみ上げて、気持ちをしずめたくてもどうしようもない…そんなときは精油(エッセンシャルオイル)の力を借りましょう。初回は、辛いときに持っていてよかったと思える精油3本と、「アロマテラピー」の裏ワザです。
さて、写真の3本の精油は「アロマブルーム」で人気のボタニカルオイルキット【イージーブレス】(計3本/各3ml<約60滴分>¥2,160・税込み/アロマブルーム)
アロマテラピーを安全で効果的に楽しむために、精油の入ったビンの多くに1滴(0.05ml)ずつ出るよう中栓が付いています。
写真左の「ペパーミント」は頭の中をクリア&リフレッシュしてくれます。また、眠気を覚ます働きもあるから、旅先での時差ボケで辛い時にもおすすめ。さらに、乗り物酔いの症状をやわらげるので、ハンカチに精油を落としてスーッと深呼吸すれば、最悪の事態は回避できるかも。
写真センターの「ユーカリ」は、抗ウィルス(風邪)、鎮咳、抗菌、鎮静、抗炎症作用があるとされています。ストレスで頭がパンパン、くたくた~、集中力をアップしたい、鼻づまりを楽にしたい時に活躍します。
写真右の「ティートゥリー」は、ユーカリに似たスーッと清涼感のある香りが特徴。免疫活性作用、殺菌消毒作用が高いゆえ、花粉症対策にもよいとか。また、インフルエンザや風邪の対策としてよく用いられる精油です。
風邪のひきはじめは湯舟に、全身浴なら2~10滴、半身浴なら2~7滴を目安に入れて。
ちなみに「ペパーミント」+「ユーカリ」は、風邪に対抗する最強パワーを持ち合わせています。写真の茶色のビンのように、ブレンドしたものを入れて、持ち歩くのもおすすめです。
裏技‼ デートには精油を染み込ませた“アロマパフ”を忍ばせて♡
ある日、美容ツールの整理をしながらひらめいたんです! デート前のドキドキを鎮める、いや、ブチ切れるような出来事の鎮静にパフをリニューアルしてみようと。
- コンパクト用パフをお湯+精油(今回紹介した3種など)に浸して軽くしぼり、コンパクトにセット。
- 外出時、気持ちを整えたくなったら、パフの香りをかいでもよし、耳の後ろや首筋にトントンとのせてもよし。
いかがでしたか? 美容記事を書いて20年以上の私が、次回からもコスメの裏技をどんどんお届けしま~す。
文・写真/吉田ゆう子