秋の空気とともに乾燥も忍びよってきた。真冬ほど激しくはないが、心なしか頬のあたりがカサつくようにな。こういう状態のときから保湿ケアを念入りにしておけば、本格的な乾燥シーズンを無理なく乗り切れる。で、保湿ケア第一弾としてハーバーのスクワランスパローション(60ml ¥1,300・税別/ハーバー研究所)。
すっぴんばかりではなく、おやつコスメとして日中もメイクの上からシューッ。
化粧水なのに潤いを封じ込める働きがあり、長時間肌しっとり。
パっと見はなんてことない、乳白色の化粧水。が、その中にはナノ乳化されたスクワランオイルが配合されている。おかげで、肌になじませた瞬間、感触的にはわからないけど油分が肌の上でごくごく薄~い膜となり、美肌成分をしっかり逃さないのだ。油の膜といってもベタベタするわけではなく、スクワランオイルが入っていることを知らなければ油膜ができたことすら気づかない。
後肌はサラリとしていて、化粧水をつけたことを忘れそうなほど。それでいて、しばらくした後も、化粧水だけしかつけていないとは思えないくらい乾燥知らずの状態だ。そう、化粧水に乳液や軽めのクリームで仕上げたような、ふっくらとさわり心地のいい肌に仕上がるのだ。これなら真冬の乾燥にも負けない肌になれそうと期待。
天井に向けてスプレー! ミストを浴びるように受け止めて。
朝晩のお手入れだけではなく、メイクの仕上げや日中の潤い補給にも活躍する。
乾燥ぎみの肌にパウダリーファンデーションやお粉をのせると、どうしても仕上がりがパサつきがち。そんなところに、スクワランスパローションをひと吹き。粉っぽさが落ち着き、ファンデのつき・持ちがアップする。
また、昼間、肌の乾きを感じたときにもシューッとひと吹きし、手のひらで肌を軽く抑えてなじませる。すると、肌は潤いを取り戻す。ボトルの身長は約14cmと小柄だから、ポーチやバッグに入れて携帯しやすいし。
最後にミストの出し方について。単純に顔から15cmくらい離して正面から直接スプレーするより、ミストを天井に向けて出してそれを上向きの顔で受け止めると潤いがまんべんなく行き渡る。これが上手な潤い補給のコツ。