ここ数年の“シワ改善美容液”のブームを立役者は、間違いなくポーラです。2017年に日本で初めて“シワを改善する”医薬部外品として承認された「リンクルショット メディカル セラム(ポーラ)」は、エイジングケア市場の起爆剤として大きなニュースになったことは記憶に新しいと思います。
今までシワはなかなか効果が得にくいと半ばあきらめていただけに、私自身も空前のシワ改善コスメの発売ラッシュに、大きな期待を寄せている一人です。
シワ改善の決め手は『潜伏シワ』!!
そして、またポーラが次の一手として新しいシワ改善美容液、「リンクルショット ジオ セラム(ポーラ)」が誕生しました。
着目したのは、表情を動かしたときに肌にかかる表情圧。人と会話をするときも、当然笑った時も人は柔軟に表情が動きますよね。そんな表情を動かしたときに一時的に現れるシワを“潜状シワ”と名付けて、表情が動いていないときには現れませんが、じつは肌の奥では真皮が変性して、シワが進行しているそう。
さらに、表情圧が大きくなっているため、将来の定着ジワにつながってしまう可能性も! とくに気をつけたい部位が、目尻のような表情がコロコロとよく動く部分で、大きな圧力がかかっています。また、潜伏シワは、一般的にシワが気になりはじめる40代以降ではなく、20代、30代でもリスクが高い人が存在しているという研究結果があるそうです。
私自身、今気になるのは目元まわりのシワとほうれい線です。確かににっこり笑ってみると、シワが深く刻まれているのがわかります。ひと足お先に使っているので、もうすぐ1本使い切るところなのですが、ピンとしたハリ感が得られたように感じています。
顔全体になじませてから、シワが気になる部分には贅沢に重ねづけ。これは、前回のリンクルショット メディカル セラムの時もしていたので、トライしています。コクのあるテクスチャーですが肌になじませるとすっと浸透するので、朝のベースメイクにもひびきません。メディカルセラムと併用するなら、ジオ セラムを前に使ってください。
そして、もうひとつ私からアドバイス。エイジングケアは“継続”することが何よりも大切。1本使っただけで満足することなく、しばらく使い続けることでその違いにコミットすることがきっとできますから。
撮影・文/夏目 円