肌のきれいな方に取材をすると、たいていの方は「保湿をしっかりしています」と聞きます。美容皮膚科医に肌の美しさの定義を尋ねると、「肌の水分・油分のバランスが保たれていること」と。どんなに高価な化粧品を使っても、肌が保湿されていないと、肌は美しくなれないのです。これは、ゆるぎない事実。ということで、私のスキンケアの基本は「保湿」。職業柄、いろんなブランド、アイテムを試していますが、中でもパーフェクトな肌にしてくれるのがバランシング SQ オイル R(30ml ¥10,000・税別/THREE)です。
深く、深く深呼吸をして、香りを楽しんで。
もともとスリーのスキンケアは香りやテクスチャー、仕上がりが大好きでラインで使っていました。この秋にベーシックラインがフルリニューアルしたので、また改めてラインで使ってみたところ、やはり肌も心も調子がよくなることを実感。
このオイルは、睡眠中の肌にアプローチして、肌の深いところまで潤いをしっかり届けてくれます。とにかく植物の香りが心地いいので、深く、深く、深呼吸しています。最近は、この呼吸法が“寝る前の儀式”のようになり、ぐっすり眠れるようになりました。
肌に湿り気が残っている状態でオイルをたっぷり。
私のように肌の乾燥が気になるなら、トリートメント美容液として化粧水の後に使用。たっぷり化粧水で水分を与え、肌に湿り気が残っている状態で、オイルを呼び込みます。もし乾燥が気になる、深刻な部位があるならば重ねづけをしてもいいでしょう。そして、仕上げはハンドプレスで深いところまで浸透させましょう。
また、乾燥とは逆でベタつきが気になるなら、ブースター美容液として化粧水の前(つまり、洗顔後すぐですね)に使うと、皮脂のバランスが整います。
こわばって硬くなった肌がふっくら、柔らかに。
潤いには十分すぎるぐらい満足していますが、使い続けるうちに肌がふっくらしてきました。乾燥とエイジング、さらに疲労やストレスが原因で、こわばっていた肌が柔らかくなったような。オイルの力もあると思いますが、きっとこの素晴らしい香りに心がほぐれて、結果肌にも相乗効果をもたらしていると信じています。
撮影・文/夏目円