＜私の定番名品＞トリロジー ロザピンプラス

今では、オイル美容は日本にすっかり根付いています。しかし、オイル美容が“ブーム”と言われていた７年ほど前に上陸したのが、ロザピン プラス(トリロジー) です。当時はオイル美容と一緒にオーガニックコスメも盛り上がっていた頃で、担当媒体にて何度も何度も紹介した記憶があります。オイル美容液の火付け役といっても過言ではないほどのトップスターなのです。

トリロジーは、オーガニック大国、ニュージーランドの中でも高い支持を受けているブランドで、ローズヒップオイルなども人気があります。ブランド誕生は2002年と比較的若いのですが、世界中にファンが広がっています。ロザピン プラスは、オーガニック認定のローズヒップオイルに、トマトやクランベリー、アサイーなどの抗酸化力の高い植物種子油をブレンド。オイルの中にスーパーフードが凝縮されていますから、そのアンチエイジング効果は相当なもの！　数多くのアンチエイジング化粧品を使ってきましたが、その中でもトップ３の美容効果を実感できる美容液です。

ロザピン プラスのいちばんの特長は、肌のエネルギー代謝を高めてくれること。カラダもそうですけど、年を重ねると代謝が下がってきて太りやすくなったり、疲れやすくなりますよね？ それと同じで、肌も代謝が落ちることで、くすみや毛穴目立ち、シワ、たるみといった様々なエイジングのサインがあらわれます。それらのマイナスサインを、包括的にアプローチしてくれるのがこのオイルです。

肌を底上げしてくれるので、日に日に調子がよくなっていくのを実感できます。個人差があると思いますが、私が早い段階で感じたのはハリ感。肌がプリっとして、ほうれい線もだんだん気にならなくなります。

そして、ローズヒップならではの効果なのか、毛穴も目立たなくなってくる！　さらに、肌のキメが整い、つるんと滑らかになって、ファンデーションのノリがよくなります。肌全体のリズムも整ってくるので、吹き出物などの肌トラブルも少なくなりますね。

毎朝、スーパーフードをたっぷり入れたスムージーを飲んでいますが、“塗るスーパーフード”といった感じです。

オイル美容というと、敷居が高いと感じる方がいるかと思いますが、普段の美容液と同じように使うだけで、何のテクニックもいりません。化粧水をつけた後の肌に適量を手の平にとり、肌全体をやさしくマッサージするようになじませるだけ。

あご先から耳下に向かって下から上に引き上げるようになじませると、たるみケアに一役買ってくれそうです。オイルは少し温めると肌なじみがよくなりますから、手の平で軽くなじませてから顔に塗布するのがおすすめです。

また、首まわりも年齢のサインがでやすい場所ですから、顔のお手入れのついでに行いましょう。耳の下から鎖骨に向かって上から下にやさしくリンパを流して、鎖骨からワキに向かって流します。この動作を２，３回繰り返すだけでネックラインがすっきりしますし、首のシワもだんだんと気にならなくなるはずです。

ロザピン プラスは、エイジングケアに特化した美容液ではありますが、マチュア世代にターゲットを絞る必要はありません。私はむしろ20代、30代の方こそ積極的に使ってほしいと思っています。今のうちから、効果を実感できる美容液で日々ケアをしていることで、予防につながります。

エイジングケアは、気づいてから行うよりも、気づかないうちに始めたほうが絶対にいいですよ。しかも、肌なじみがいいのでたっぷり使う必要はなく、適量で十分。コスパもいいですから、ぜひリピートしてほしいものです！