そのツヤ、ただのテカリだよ。ある日、気がついてしまった。
ツヤ肌を簡単に再現できたり、その使い勝手の良さから、長らくクッションファンデ党になっているわけですが、ある時ふと気がつきました「これは“ツヤ”なのか、“テカリ”なのか」。
自分では“つやっつや♡”といい気になっていても、他人から見れば、えらくテカった女だな〜と見えているのではないか。やっぱりツヤは抑えるところは抑えないといけない。そんな単純なことに気づいた昨年。顔面テカテカ女になりかけていた私は、Tゾーンや目まわりをややマットに落ち着かせてくれるルースパウダーを探していました。できるだけ粒子が細かく、厚塗りにならず、それでいて一枚ベールをかけたような、透明感のある仕上がりになるそれを。
そこで辿り着いたのがローラ メルシエ ルースセッティング トランスルーセントです。超微粒子の繊細なお粉で、リキッドファンデーションの仕上げにぴったりな感じ。私はクッションファンデで全体を仕上げてから、テカリやすいTゾーンとくずれやすい目まわりに、このパウダーをオン! するとすると……
ツヤ出しゾーンとマットゾーンのゾーニングが美肌に導く。
「えっ、私の毛穴どこいっちゃったの?」と言うくらい、さらっさらなベルベットスキンに仕上げてくれたのです。それでいて全然厚塗り感はなく、透明感のある仕上がり。マットすぎないセミマットな質感だから、パウダーを乗せていないツヤ肌部分とのバランスもよし。もちろん全顔に乗せてサラっと仕上げてもいいでしょう(あくまでツヤ肌が好きな私が部分使いしているだけですのであしからず)
夕方にはツヤだか、ただのテカりだか分からなくなっていた私の肌ですが、これを使い始めてから、お肌を褒められることが多くなりました。ツヤを抑える部分をつくったことで、頰まわりのツヤ出しゾーンとの差別化がはかれたからかなと。
またこのパウダーの底力は、崩れにくさにもあると思います。皮脂量をコントロールし、一度はたけば長時間サラサラ感をキープ。それにもかかわらず、乾燥もせず、お粉感も一切ナシ。どんだけすごいんだー。
ただ、若干サイズが大きいので、持ち運びには向いていません(涙)。でもその分長く使えるということで、コスパ面からも100点です。テカリを防止し、サラサラお肌に仕上げたいという方はぜひ一度お試しあれ。
撮影/池田 敦 文/井上幸子