肌が変化してもずっと使いたい! “化粧下地効果のある美容液”と位置付けたい美肌効果も凄いんです。
年齢とともにくすみやシミ、シワなども増え、肌が変化していくので、化粧品はその状態に合わせて変えていくもの。私も自分の肌と日々向き合いながら、スキンケアやベースメイクを切り替えています。でも、いくつかのアイテムは、年を重ねても使い続けているものがあります。それがモイスチュア プライマー ファンデーション S(ポール & ジョー ボーテ)。
みずみずしいツヤ肌。美容液のような保湿力に感動!
ベースメイクの中で化粧下地の役割は、肌の仕上がり、質感さえも左右する存在だと思っていますから、とても大切にしています。化粧下地選びを間違えると、ファンデーションののりも悪くなりますし、日中の肌状態にもかなり影響してしまいます。
ポール&ジョーの下地は、発売当初から使っているのでもう4年以上になります。いちばんの魅力は、美容液のような保湿力がありながら、肌のキメを整え、みずみずしいツヤ肌に仕上げてくれること。今も使う度に「ホントに化粧下地?」と思ってしまうほどで、個人的には、下地効果のある美容液というポジショニングです。
肌本来のみずみずしさをたたえたようなツヤ感✨
化粧下地は、クリーム、ジェル、シャバシャバ系といろんなタイプがありますが、ポール&ジョーは、軽めの乳液タイプといったところ。肌にのせると重たさを感じず、かといって化粧水のようにさらっとしすぎていません。ワンプッシュを手のひらにとり、顔の中心から外側に向かって均一に広げ、最後に温めた手のひらでハンドプレスをして、肌と化粧下地をピタッとフィットさせるのがコツ。ベタつきはありませんが、すぐにファンデーションを使わず、10秒ほどおきましょう。この段階で、鏡をみてほしいのですが、肌の内側からあふれるようなツヤが得られます。パールで肌表面を覆ったようなツヤではなく、肌本来のみずみずしさをたたえたようなツヤです。このツヤこそ、この化粧下地が名品と位置付けたくなる理由。肌の潤いこそ、ベースメイクには必要ですし、日中、外気に触れることで肌は急激に乾燥してしまいます。その乾燥から肌を守るためにも、保湿効果に特化した化粧下地を選ぶ必要があります。
保湿効果をうたった化粧下地は世の中にたくさんありますが、ベタベタして感触がいまいちだったり、油分が多すぎてファンデーションとの相性が悪いということもあります。そんな中で、ポール&ジョーの下地は、保湿に優れた自然なツヤを引き出します。
リキッドともクッションファンデとも相性がいい。
下地の後に使うファンデーションの形状ですが、リキッド、クッション、パウダリー、クリームなど、どれでもマッチします(私はすべて検証しましたから、保証します)。ただ、この下地の長所をさらに伸ばしてあげたいと思うならば、リキッド、もしくはクッションタイプがいいですね。保湿もツヤもさらに高めることができますし、ピタッとフィットするように感じます。
仕上げに使うフィニッシュパウダーは顔全体に使わず、ヨレやすい額、Tゾーンに軽くのせるぐらいで十分です。あまり粉をつけすぎてしまうと、ツヤ感が失われてしまいますから。とくに、頬とCゾーンには粉はのせないでくださいね。
乾燥、くすみ、日中の化粧崩れしやすい方に。
ベースメイク化粧品は、肌質によって選んでいる方が多いと思います。ポール&ジョーの下地は、バランスがいいので、どんな肌質にもこたえてくれるのですが、とくに乾燥、くすみ、日中に化粧崩れがしやすい方におすすめです。もし、毛穴が気になるようでしたら、毛穴専用の下地と併用してください。そして、もうひとつ。UV効果が若干低めですから、スキンケアの最後に日焼け止めを塗ることをお忘れなく。
撮影/池田敦 Pile Driver