すっごく寝坊してしまって、ファンデに眉だけ描いて出かけたことがあった。そのとき、一緒になった女性が、「顔色悪いけど、大丈夫ですか?」と心配してくれた。実は寝坊してと理由を話すと、苦笑いされた。後日、きちんとチークを入れてメイクしてその彼女に会ったら、「今日は顔色いいですね。チークの力ってすごい!」と感心しきり。やっぱりチークさぼれないなと、私がこのところ気に入っているのがポール&ジョーのジェル ブラッシュ(全5色 各¥3,000・税別/ポール&ジョー ボーテ)。
毛穴落ち知らず! 内側からの自然な血色感で肌全体の透明感UP
“水のファンデーション”として人気の「エクラタン」を応用して作られたのが、水系成分約80%のこのジェルチーク。ひんやりとした感触で、なめらかにのび広がって薄く均一な膜となり、肌に溶け込むようにフィットする。透明感とツヤを両立した仕上がりで、肌の内側からのごく自然な血色感をもたらす。だから、いかにもチークつけちゃいました、とはならない。
しかも、このチークの化粧膜は肌表面の凹凸やムラをフラットに整えるから、クリームチークにありがちな毛穴落ちがないのがうれしい。さらに、ツヤの膜が化粧膜の表面を覆うから、ヨレにくく、汗にも強いという。この先、真夏も頼れる存在になりそう。
チーク上手になれる!? 重ねづけしても透明感とつややかな発色でボッテリしない。
このジェルチーク、どれも使いやすい色ぞろえの5色展開。中でも、私がデイリーに使っているのは03ポーチドピーチ。主張の強くないベージュがきいた色みで、どんな色の口紅とも相性がいい。指の腹でポンポンッと軽くたたき込みながらなじませていくのだが、1度か2度塗りだとベージュっぽさが強い。4回くらい重ねると、ピンクみがはっきり出てくる。重ねてもボッテリせず、透明感とつややかは変わらず。なんだか、チーク上級生になった気になる。