簡単で美味しくて低糖質! 作り置きもOKの一皿。
ゆるゆると活動モードになったとはいえ、以前と比べればおうち時間増えていますよね。気がかりはやはり運動不足と体重増加。そんな時こそ、ローフードです!
「作るのがめんどう」なんて声も吹き飛ばす、たっぷりの野菜で蒸し鶏を食べるレシピを紹介。お鍋一つで作れて、作り置きすれば様々な料理に華麗に変身する一品です。
お肉を食べるときはたっぷりの野菜と一緒を心がけて!
なんちゃってローフードを食生活の中心にしてから10年以上。最初は、ほぼローフードのみの食事による体調の変化が嬉しくて、肉や乳製品、お米なども控えていましたが、元来食いしん坊な私、しかも当時食べ盛り(今もだけど)の子供や家族がいるので、ストイックすぎる食事が厳しくなってきました。
そんな時、長くローフードを実践しているある女性を取材し、「お肉やお魚は、野菜や果物をたくさん食べるためにあると考えればいいのよ」とアドバイスをもらったのです。
良質なたんぱく質とビタミン・ミネラルが丈夫な体と肌をつくる!
鶏の胸肉は低カロリーで高たんぱく、ダイエットに嬉しい低糖質食材の代表。タンパク質は筋肉のもとになり、代謝アップにも大切な栄養素。たんぱく質を意識して食べるようになってから、疲れにくくなり、薄かった爪が丈夫になりました。
このレシピで大切なのが、元気とキレイに欠かせないビタミン・ミネラルを豊富に含んだ野菜たち。夏にも気になる「冷え」を解消するしょうが、鶏肉にほのかな風味をつける長ネギやニンニク。そしてきゅうりには、むくみ解消に効果的なカリウムもたっぷり。トッピングのスプラウトも我が家の定番です。スプラウトはいわば野菜の赤ちゃん。新芽の栄養価は、成長した後より高く、少量でも豊富にビタミンやミネラルが摂れます。
作り置きした鶏の胸肉は、割いてマヨネーズ・塩・胡椒・醤油などで和えてサラダのトッピングや冷ややっこにのせたり、薄切りにしてサンドイッチ、チャーハンの具にも。刻んでトマトと一緒にオムレツにしても美味しいですよ!
【レシピ】蒸し鶏のサラダ
<材料>(作りやすい分量)
(蒸し鶏)
鶏胸肉……2枚
長ネギの青い部分……10センチほど
にんにく……1片(皮をむき、包丁の背でかるくつぶす)
しょうが……1片
酒……30cc
(ソース)
エキストラバージンオリーブオイル……30cc
ごま油……10cc
酢……20cc
にんにく(すりおろす)……1片
小ねぎ(小口切り)……2~3本
蜂蜜……大さじ2~3(好みで)
ラー油・唐辛子(小口切り)……各適宜(好みで)
(野菜類)
きゅうり……3本(千切り)
プチトマト……適宜
ブロッコリースプラウト……適宜
<作り方>
- 鶏の胸肉を鍋に入れ、浸るくらいたっぷりの水を。長ネギ、にんにく、しょうが、酒を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして25分ほど煮る。中まで火が通ったら、火からおろす。粗熱がとれたら、煮汁ごと容器に移し、冷蔵庫でそのまま冷ます。(煮汁ごと冷ますことでしっとり、柔らかくなります)
- ①が冷えたら食べる分だけ薄くスライスし、野菜と盛りつけて、別に作ったソースを添える。
撮影/吉原朱美 調理・レシピ作成・文/三尋木志保