マスク生活でも、髪型がステキにきまる!
どこに行くにも、誰に会うにも必須のマスクですが、付けていると「どうしても髪型がキマらない」「なんとなくオシャレにならない」と感じていませんか?
そこで数々の“マスクヘアアレンジ”を提案している『Beauty Connection Ginza Hair Salon』黒田葉月さんに、マスク必須の今だからこそ毎日のオシャレにぜひ取り入れたい、ヘアアレンジテクニックをお聞きしました!
肌見せ部分を多くすると、マスクヘアも重く見えない。
――マスクが邪魔して、髪型がいまいち。ステキに見せる方法ってありますか?
「マスクをしていると肌が見える面積が少なくなり、髪ばかりが目立つため、全体的に重く、野暮ったく見えてしまいますよね。
マスク着用時の髪型をステキに見せるには、3つのポイントがあります。
- 肌が見える部分を多くする
- ミディアム〜ロングの場合は、なるべく髪をまとめる
- 後れ毛やヘアアクセなど、アイキャッチとなるポイントをつくる
これらをおさえていればマスクをしていても、オシャレな印象に見せることができます」
【ヘアアレンジ1】1本結びは、顔まわりの後れ毛でニュアンス感を。
――簡単なので髪を後ろで1本にまとめる人が多いと思うのですが、その状態でマスクを付けると、さらに野暮ったくなるような…。
「髪が長い方が1本でまとめるのは、スッキリしますし、おすすめですよ。でも、スッキリしすぎるのもオシャレ感が損なわれる原因になっているのかもしれません。
こんな感じで、顔まわりに少しだけ後れ毛を出したり、耳まわりを髪で覆うと、アンニュイな雰囲気が出てオシャレな印象になりますよ。
まとめる時も、クシでとかしてきっちりするのではなく、手グシでざっくりと。表面の毛束をところどころ引き出し、空気感を出すとこなれ感が増します」
【ヘアアレンジ2】低い位置でおだんご風にまとめるのも旬。
「毛先を巻き込んで、低い位置でおだんご風にするのもトレンド感があってかわいいですよ。
ベースは1本結びと同じで、毛先を丸くまとめているだけです。ミニマムな雰囲気がとってもオシャレ。簡単なので、その日のファッションに合わせて変えるのもおすすめです」
【ヘアアレンジ3】高い位置のポニーテールもあり。
――マスクをつけていても、すごくオシャレですね!
「高い位置でのポニーテールもステキですよ。
ポニーテールの場合は、後れ毛も出さずに潔くまとめてしまいたいんですが、その分耳まわりがスッキリしすぎて寂しくなりがち。そんな時は、スカーフをヘアアクセ代わりに使ったり、大振りピアスで、目を引くポイントをつくるといいですよ。マスクをすると、耳ばかり目立ってしまうので、アクセとの足し算引き算が大事です。
マスクを付けているとそれだけでも蒸れますし、これから夏に向かって、マスク環境は暑さとの戦い。ヘアアレンジでまとめることで、少しでも快適に過ごしてくださいね」
黒田さんのマスク・ヘアアレンジはまだまだあります! 次回(6月10日予定)は、梅雨に向かってより湿気が気になる時季に、蒸れ対策も叶えるマスク・ヘアアレンジをご紹介します。お楽しみに!
写真提供/黒田葉月 取材・文/井上幸子