ずるいくらいモテる彼女は、いつもアリュールをつけていた！
学生時代からモテていた友人。当時、流行っていたふんわり茶髪の巻き髪で、赤文字系雑誌の甘いパステルカラーのファッションに身を包んだ彼女は、女の私でも“やわらかそう”“守ってあげたい”なんて思ってしまうくらい、可愛らしい女性だった。
そんな彼女がいつも付けていたフレグランスが、シャネルのアリュール。ちょっとエキゾチックで、上品な甘さのあの香りは、彼女の存在感をより魅惑的なものにしていたと思う。
そんな生粋のモテ子は、社会人になっても、数々のコンパで自然と男性陣のハートを奪い取り、常にキラキラとした恋愛生活を送っていた。計算高かったり、あざとかったり。そういう女性は、時に女を敵にするが、彼女のように奇をてらわず、ただ普通にしているだけでモテてしまう存在は、自然体ゆえ文句のつけようがない。まぁ一言で言えば“ずるい”。そう、完全に妬みだ（笑）
超エリートな彼と結婚した今は、使い勝手のいいエマルジョンタイプに変えたそう。
モテ女子だった彼女も、たくさんの恋愛を経験し、適齢期よりはちょっと遅くはなったが、超エリートな彼とめでたく結婚。今はすっかりママ業に精を出しているものの、雑誌から飛び出してきたような素敵な容姿は健在だ。
長年彼女が愛用してきたアリュール。今はフレグランスから、エマルジョンタイプのアリュール ボディ エマルジョン（シャネル）に変えたそう。
香水よりも、より自然にやさしく香って、肌もしっとりするから、今はこっちのほうが気分だそう。主婦になっても女を忘れず、かと言って、気合が入りすぎの美魔女化するわけでもなく、自然体でサラッと女を表現し続けられる彼女に、私はやっぱり憧れてしまう。
数々の恋愛を涼しい顔して成就させ、家庭を持った今もなお、色褪せない美しさ。そんな彼女の横には、いつもアリュールがある。最大限の賛辞を込めて言いたい。やっぱ、ずるいわ。
撮影／池田敦（Pile Driver）