吉田ゆう子さんの審美眼で選んだ部門別第2位、第3位を発表します。
吉田ゆう子さんのスキンケア部門
■2位 美容液 エスティ ローダー アドバンス ナイト リペア SR コンプレックス II
【選出理由】
「こちらも1位の『シャネル イドゥラ ビューティ クリーム』と同じく『原点回帰のコスメ』です。
肌への効果は抜群で裏切りません。肌のなめらかさを生みだすのに、この美容液は最強! いまは、部分使いで愛用していますが、やはり1週間くらいするとわかります。朝、起きた時に『きたきたーっ』とガッツポーズできるくらいです(笑)」
【My裏ワザ】
「とろみのあるテクスチャーなので、リップ用美容液として使うことも。塗ってしばらくすると『あっ、効いてる!』という実感あり」
■3位 クリーム ドゥ・ラ・メール クレーム ドゥ・ラ・メール
【選出理由】
「3位も『原点回帰のコスメ』からピックアップ。保湿力は申し分なし。以前は、洗顔料も揃えて愛用していたことがありました。ブランド直営のサロンでトリートメントを受けたこともあり、夢中になったブランドです。高機能クリームゆえの濃厚なテクスチャーは、しっかり手で温めて……。秋冬に大活躍。エイジングケアにおすすめのクリームです」
【My裏ワザ】
「いいのか悪いのかは?ですが、クリームを肌にしっかりなじませたくて、5秒ぐらい両手で顔をおおうようにしておくことも。あくまでも自分流ですが、とっても気持ちがいいんです」
吉田ゆう子さんのメイク部門
■2位 アイカラー シャネル オンブル プルミエール クレーム 804.840
【選出理由】
「パール感、ラメ感のバランスよし。まぶたになじみやすく、サテンのような美しい仕上がりが得られるクリームタイプのアイシャドウ。やわらかなテクスチャーゆえ、のびは抜群です。
ちなみに私の推しは804と840。804で光を作り、840で引き締め、キリッとした目力をつくるといった感じです。
どれも上品な光沢があり、しっかりめになじませても色が悪目立ちにならないのは、さすがシャネル。しかも、このアイシャドウ、よれません。年齢や肌色を問わず、似合うのではないかと思います」
【My裏ワザ】
「お出かけには、カラー違い(840)を中間色、締め色として組み合わせを楽しむため、2色揃えました。逆に、カジュアルなスタイルの日はナチュラルメイクにしたいので、単色使いで楽しむことも。
この色は、付属のアプリケーターでのせるより、アイホール全体に人差し指でのせたほうが、自分のなりたいイメージに近い仕上がりになります。ハイライトとして使うのもアリ」
吉田ゆう子さんのヘアケア部門
■2位 へアトリートメント ケラスターゼ ディシプリン DP マスク オレオ リラックス
【選出理由】
「シャンプーと同じシリーズのヘアトリートメントが欲しいから、こちらを選んで愛用。洗い流すときは指どおりもよく、一日中しっかりまとまってくれます。こちらも使い続けたいトリートメントです」
【Myワザ】
「時間に余裕があるときは、シャンプーの前に、トリートメントの浸透もよくなるよう音楽を聴きながら、ブラッシングと軽いヘッドマッサージをしています」
■3位 ヘアトリートメント ケラスターゼ RF フルイド クロマティック
【選出理由】
「この洗い流さないヘアトリートメント(ヘアオイル)は、カラーリングした髪に適しているそう。カラーリング直後にオススメです」
【My裏ワザ】
1位と、2位に選んだケラスターゼの『ディシプリン』のシリーズのヘアオイル(今回は紹介していません)との2本使いが好きです。カラーリングした翌日から3、4日はこちらRF、それ以降は『ディシプリン』と、使いわけています」
吉田ゆう子さんのボディケア部門
■2位 ボディ用洗浄料 モルトンブラウン ユーカリ バス&シャワージェル
【選出理由】
「1位の『モルトンブラウン ピンクペッパー ハンドウォッシュ』と同じ理由で、自宅に缶詰になって仕事をするときの息抜きに。ボディシャンプーのナンバー1。リフレッシュ効果満点です」
【My裏ワザ】
「蒸し暑いときやイライラするときに、バブルバスにして湯船に浸かっていると、仕事にプラスになることや新しい企画が突然ひらめくんです。予期せぬ、嬉しい!偶然の産物ありのラッキーアイテムです」
■3位 ハンドクリーム モルトンブラウン オレンジ&ベルガモット ハンドローション
【選出理由】
「トップノートは、オレンジ、ベルガモット、マンダリン。自分用というよりは、ゲストを招いたときにパウダールームに置いていて、好評だったので3位に選びました。シトラスの香りって、嫌いな人はいないのでは? 少なくとも私のまわりは、みんな大好き。
なじませた感じもサラッとしていて、手肌をしなやかにしてくれます」
【My裏ワザ】
「アロマ好きの方へのギフトにしてます。ホームパーティーのお土産にしたことも。『また、一緒に楽しい時間を過ごしましょうね!』というメッセージを添えて」
吉田ゆう子さんのオーガニック部門
■2位 リップクリーム ジョンマスターオーガニック リップカーム
【選出理由】
「やや柔らかなテクスチャーで、唇へのフッィット感、しっとり感、持続性あり。秋以降は、口紅の下地によく使っています。自分で使ってよかったので、秋冬ギフトとして放送業界で仕事をする際、そのスタッフへの差し入れにも愛用。放送局のスタジオは乾燥がすごいので、喜んでいただいています。オーガニックアロマの香りも心地よくて好き。私のイチオシは『オリジナルシトラス』です」
【My裏ワザ】
「リップは横塗りをされる方が多いですが、私は唇の繊維に沿って縦塗り。
外出時、ツメのまわりの乾燥だけが気になったときには、ハンドクリームを塗るまでもなくこれを塗ることもあります。ツメもしっかり塗りたいときは、親指と人差し指のVラインを描く部分の下あたりに、リップクリームをすりつけ、そこに反対側の手のツメをあてて、円を描くようにクルクル……。荒わざですが、けっこう効果がありますよ」
■3位 シャンプー ジョンマスターオーガニック イブニングPシャンプー N(イブニングプリムローズ)
【選出理由】
「旅の必需品。旅先でのバスタイムは深いリラクゼーションに包まれたいので、必ず持って行きます。泡立ちがよく、髪を傷めることなく洗い上がるので好き。さらに、非日常気分をもたらしてくれる高揚感あるイランイラン花油&大好きなゼラニウムの香りの組み合わせも最高です。持続性あり。
月見草油、アボガド油などを贅沢に配合しているというだけに、頭皮&髪のケアもできちゃいます。毛量が多く、縮毛、くせ毛でダメージが気になる私の髪も、毛先までしっとりです」
【My裏ワザ】
「ふつうに洗っていますが、シャンプー前のブラッシングやホットタオルで首筋をあたためるなどの自己流準備体操(?)は、湯船に浸かって楽しみながらやっています。リラクゼーション効果を得ながら、しっかり洗い上げたいという願望を叶えてくれるアイテムです」
取材・文/久保加緒里