三尋木さんの審美眼で選んだ部門別第2位、第3位を発表します。
三尋木志保さんのスキンケア部門
■2位 美容液 クラランス V コントア セラム
【選出理由】
「徹夜明けのむくんだ目元、頬のたるみもすっきり小顔にしてくれる驚異の美容液。『さすが女性の素肌と向き合ってきたクラランス』と思わずうなってしまいました。香りの良さも特筆モノです」
【My裏ワザ】
「クラランスの長年の研究と最新のテクノロジーに基づいた使用法の理論に納得がいったので、『V コントア セラム』に関しては、この製品の発表会での実演通りに使っています。
適量を手の平で温めてから、顔とデコルテに塗り、目元やこめかみ、顎や首筋のリンパを軽くプッシュするように……。少し時間をかけるだけで本当に顔周りがすっきりするので手放せません」
■3位 アイクリーム シークレット アイ クリーム
【選出理由】
「目元のハリが感じられなくなって慌てて使用したこのアイクリーム。つけた瞬間、肌がふっくらとハリに満ちるのを感じます。もっちりとした濃厚なテクスチャーも、乾燥が気になる目元に◎。
アイクリームはいろいろ試しましたが、『2019年はスム!』の年でした。
【My裏ワザ】
「アイクリームは皮膚が薄く、乾燥しやすい目元のために作られたアイテム。顔の乾燥が気になる時は顔全体に塗るクリームよりも保湿力やシワ、たるみ対策に優れているので、私は目元だけでなく顔全体にも広げるようにして使用しています。ちょっと贅沢な使い方ですが、緊急レスキュー対策として覚えておくと『どうしても肌に元気を取り戻したい!』という時に役立ちますよ」
三尋木志保さんのメイク部門
■2位 アイシャドウ スック 2018 クリスマス アイシャドウ コンパクト
【選出理由】
「ある編集者から、2018年のクリスマスプレゼントにいただいたものですが、本当に使えるパレットなので、2019年のベスコスに選出しました!
アイシャドウはどちらかというとベージュやブラウンなどベーシックな色しか使わない私が、スックのものだとどんな色も肌なじみがよく、毎日違う色で遊べるのが楽しいんです。きっと日本人の肌色に合うカラーを、スックは熟知しているのでしょう」
【My裏ワザ】
「おススメしたいのは、下まぶたのキワ3分の1くらいのところに右上の淡いベージュピンクをほんの少しのせること。くすみがちの目元がふっくら明るく見えます」
■3位 リップカラー イヴ サンローラン ルージュ ボリュプテ シャイン 13 ピンクインパリ
【選出理由】
「マットが流行のルージュですが、唇の調子が良くなかったり、顔色が冴えなかったりすると、やはりツヤありリップに頼りたくなるもの。そんなときに使いたいのがこの色です。華やかに透明感あふれる表情にしてくれるので、洋服にも和服にも合わせられて助かっています」
【My裏ワザ】
「どんなルージュも単独では使わないのですが、この色はベージュ系のリップライナーとの組み合わせがベスト。マットなライナーで輪郭をとってその上からなじませるだけでほどよいツヤが出て、顔になじみつつ華やかな印象に仕上がります」
三尋木志保さんのヘアケア部門
■2位 ヘアブラシ アヴェダ パドルブラシ
【選出理由】
「ずっと愛用していますが、頭皮ケアがより浸透した2019年のベスコスにぜひ加えたいと思ってランキングしました。このブラシで頭皮マッサージをするだけで顔色までよくなるので、くすみが気になるときにも愛用しています」
【My裏ワザ】
「クッション性のあるブラシで頭皮をマッサージするだけで頭部だけでなく顔や首筋、肩の血行が促され、ポカポカに。いつも使える場所において、肩が凝ったりストレスを感じたりしたときに頭皮をマッサージ。その後、髪をブラッシングすると毛先までなめらかになります」
三尋木志保さんのボディケア部門
■2位 デコルテ用クリーム オルラーヌ B21エクストラオーディネール ネック&デコルテ
【選出理由】
「今年は遅ればせながらデコルテケアに開眼した一年でもありました! もたつきはじめた首からデコルテが、これを使うとすっきり! さらに明るくくすみのない肌に」
【My裏ワザ】
「朝晩に使用しますが、時間帯によって使い方を分けてます。
朝に顔がむくんでしまうので、ネックからデコルテにかけて、軽くプッシュしながらリンパを流すようになじませます。夜はたっぷり目に、やさしくハンドプレスしながら押し込むように浸透させると肌表面が滑らかに柔らかくなるのを実感」
■3位 ハンドクリーム クラランス ハンド/ネイル トリートメントクリーム
【選出理由】
「ハンドクリームが好きな私は一日に数種類のハンドクリームを使いわけていますが、今年一番活躍したのがクラランスの『ハンド/ネイル トリートメント』。手肌も爪も同時にお手入れできる上、品の良い香りが◎。
【My裏ワザ】
「どんなシーンにも使えますが、さらりとしてべたつきがないので、家事の合間や家で原稿を書くときなど、手を使うときに愛用しています。
薄く乾燥しがちな私のツメとも相性がよく、ツメの生え際に少量とって甘皮部分になじませ、くるくるとマッサージ。乾燥してこわばった私の指先にもすっと浸透してなめらかな指先になるから、手放せなくなりました」
三尋木志保さんのオーガニック部門
■2位 リップクリーム シゲタ リップセラム
【選出理由】
「『デリケートな唇には肌に優しい成分のリップクリームを使いたい』と思っていたところ、なかよしの美容ライターに勧められ、以来3本はリピしています。乾燥して荒れた唇も、これだけですぐに潤いが復活するので手放せません」
【My裏ワザ】
「外出先で口紅を忘れたとき、これがあればツヤが復活。スキンケアとして使うときは、洗顔後、オーバーリップ気味に多めに唇とその周辺に塗るとふっくらツヤツヤの唇に。唇の皮が剥がれてガサガサになったときは、唇に多めに塗った上からラップで覆い、蒸しタオルで温めます。即効で血色のよい『ツヤリップ』が復活します」
■3位 マスク トリロジー エイジプルーフ オーバーナイトマスク
【選出理由】
「トリロジーは私のスキンケアになくてはならないブランドです。このマスクをすると、翌朝肌が内側からもっちりふっくらパーンと盛り上がったようにハリが出るので、『肌に元気がないぁ』というときに頼っています」
【My裏ワザ】
「疲れてしまって、夜、とりあえずお風呂に入ってすぐに寝てしまうことがあります……。そんなとき、朝のお手入れに使うのがこのナイトマスクです。しっとり、肌に透明感とハリが蘇りますし、洗い流す必要がないマスクなので、クリームとして乾燥の気になる部分には重ねづけするのもオススメ」
取材・文/久保加緒里