ビオデルマのイドラビオ エッセンスローション(200ml ¥2,800・税別/NAOS JAPAN)は、敏感乾燥肌向きで“とてもしっとり”とボトルに明記されている。ということは、ちょっと重めの感触でベタつくのかと、使う前は思った。が、初めて手に出したとき、シャバシャバと水みたいで驚いた。さらに、コットンでなじませたら、水をゴクゴク飲むかのように肌がみずみずしく潤い、しなやかに整うのに驚いた。そう、感触も後肌もあまりに軽やかで、本当に敏感乾燥肌向きなのかと疑いたくなるほど。乾燥しやすい肌質なのにオイリーな感触は苦手という、わがままな肌にはうれしい1本だ。
乾燥肌だからって、くすんでなんかいられない。だから、コットン使いでくすみ払い。
嫌みのない香りがするくらいの、水みたいな、なんてことのない感触。それなのに乾燥ぐすみを払って、しなやかさをもたらすのは、古い角質をやさしく取り除くサリチル酸の働き。乾燥しているからって、単に与えるだけのケアだけじゃいけないのは美肌づくりの常識。不要なものを取り除いてこそ必要な潤いが入っていきやすくなるのだから。
そう、乾燥肌だからって、乾燥のきびしい季節だからって、角質ケアをさぼっていいことはない。いや、肌や外気が乾燥しているからこそ角質ケアが大事なのだ。不要な角質をそのままにしておいたら、ますますくすむばかりだし、乾燥度合いも進みかねない。
メイクさんやモデルたちに支持されること請け合い。
保湿成分として植物由来のマンニトール、グリセリン同様の高い保湿効果が期待できるキシリトールなどが配合されている。そして、当然のごとく、無着色・アルコールフリー・パラベンフリー。肌に悪影響を及ぼす可能性があるものはできるだけ排除して、肌が喜ぶものだけで構成されている。これは敏感乾燥肌向けと謳っているのだから、当たり前のお約束。
ビオデルマは、フランスで皮膚科医が処方するスキンケアブランドのひとつ。だから。日本に限らす世界中でメイクアップアーティストやモデルたちに愛用されている。この敏感乾燥肌向けのエッセンスローションも、メイクルームの鏡前に並ぶだろう。