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SKINCARE】【COLUMN

2019.05.27

手に入れたら、こっちのもんよ! 「マイボトル」、「マイケース」に「マイ巾着」でコスメを楽しむ!

食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり~。

裏技1.ミストスプレー用のボトルは、効果抜群のプロ御用達から選ぶ。「家」専用だけど妥協はしない!

乾燥対策は一年中、こころせねば状態の私。お気に入りの化粧水を、乾いた肌により効かせるために、外出先にまで、100円ショップで販売されている、携帯用の香水スプレーボトルに移し替えて持って行きます。この裏技、以前にご紹介しましたよね。

実は、家の中でも昨年の冬から、スプレーボトルを何本も作って置きはじめました。仕事部屋のPCの横、キッチンの片隅に作った、雑誌の料理ページからのレシピの切り抜きやCOOKBOOKを立てるコーナーの陰?に、洗面所……と、家族に何かを言われないよう(笑)どこも目立たぬ場所に、置いています。あっ、乾いてるなと思ったときに、スプレーしたいからです。実はリップクリームや老眼鏡も一緒に、セットしています(笑)

 

ボトルは、100円ショップに行くと、いろいろな種類があるから、その中から選ぶのもいいと思いますが、私は、家の中で目に触れるものは、極力デザインがシンプルなもの、柄ものをさけたいという気持ちがあり、さらに好きな色! つまりは、頑固のわがまま。だから、時間をかけて探して、たどりついたのが写真のボトルです。

 

実は、このボトルはアロマテラピーのプロから買ったもの。彼女が「このボトルいいでしょ~」と、見せてくれまして「何本か注文しようと思っているの」と言う声を聞き逃さず「わたしのぶんも5本、購入をお願いできませんか? お願いします!」と、値段も聞かずに即決したもの。

大好きなネイビーカラーで、使いやすさ抜群、握りやすさ抜群、ガラスじゃないのがいい!軽い! 文句なし! アロマテラピーを楽しむ道具(スプレーボトル)、おすすめです。

 

もう何年も愛用している化粧水は、資生堂のエリクシール リフティングウォーターEX とてもしっとりタイプ(150ml 3,000・税別/資生堂 お客さま窓口)

 

フローラル・ハーブのローションは、軽く持ちやすい、かつてのガラスビンから樹脂容器に変わってくれたおかげで、ドラッグストアでのまとめ買いも重たさが軽減されて、ありがたい! うるおい保持効果により、肌はしっとり。「とてもしっとりタイプ」を選ぶからか、いい仕事、してくれるローションです。

旅のお供。艶肌が作れる「薬用BB」は小分けして、丁寧に楽しみながら塗る。

運動が大嫌いの私が軽井沢に行くと(ラジオの仕事がない日、のんびりステイ)、テニスだ、ウォーキングだと、やる気が出てくる。燃えてくる!

ウォーキングは、小さい頃から慣れ親しんだ土地だけに、懐かしさもあり、かなり歩けるほうだと思う。時々、途中で町内循環バスに乗ってスーパーに行ってしまうけれど…そんな日の肌作りは、敏感肌にも使える、1本で美容液、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションとしての働きをもつ優れ物の「薬用日やけ止め」の出番です。(左から)サンメディックUV 薬用BBプロテクト EX(ライト)[医薬部外品]日やけ止め用乳液(顔用) SPF50+ PA++++ (30ml ¥2,000・税別)、(右)同・EX(ナチュラル) (30ml ¥2,000・税別/ともに資生堂薬品 お客さま窓口)*色調→ライト(明るめ~自然な肌色)、ナチュラル(自然~健康な肌色)

 

フルボトルで持っていくのに、なぜ、小分けをして持っていくのか? 「10時間化粧もち!」と、大きな文字のシールが貼られているのに。これは、単に私の楽しみのため。

この薬用BBは2層タイプなので、よく振ってから使います。本来は、手の平に適量をとり、顔全体にムラなくなじませるとよいのですが(このやり方で十分、きれいに仕上がります。80代の母親に、自然~健康的な肌色の色調~ナチュラルをあげたら、カバー力と艶感に、感動していました。お友達から肌をほめられたとか。色調を「ナチュラル」にしたのは、健康的に見えたほうがいいと思ったから)、私は、手の平で…が、実は好きではないんです。普段は、やりますけどね。暇なとき(自由時間がたっぷりの)は、容器から小出しして、指先を使ってゆっくり楽しみながら塗りたい! シミが多い顔なので、カバー力抜群のこのクリームを使い、モグラたたきのようにシミの部分にトントントンと重ねづけ。メイクしながら遊ぶ! どんどん、肌のいらないものがカバーされていき、肌色が整っていく。艶も出ます。嬉しいですよね、みなさまにもご経験、おありですよね? だから、こういう大事なお道具は、私の好きなネイビーの巾着、ケースに収めておきます。マイ巾着、マイケースで愛着もひとしお。ピンクのボトルも可愛いけれど。

文・写真/吉田ゆう子