食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり～。
大女優愛用コスメはパリ生まれのオーガニックコスメ♡
私の永遠の憧れの女性は、パリ生まれの大女優カトリーヌ・ドヌーブ。身のこなし、ヘアスタイル、メイク、ファッション、すべてがエレガント！フランス映画界を代表する大女優と私、恐れ多くも愛用の化粧品が一緒（せめて、化粧品だけでも…）大女優が選んだスキンケアブランドは、パリ生まれの「フランソワーズ・モリス」。
こちらは1938年、パリにエステティックサロン「フランソワーズ・モリス」が誕生した際に生まれたコスメで歴史は長い。コスメの生みの親でサロンオーナーのフランソワーズ・モリスは夫のルネ・モリス氏とサロンに続き、1947年にはなんと！エステティシャン養成校を設立（同年フランス初の文部省公認校に）。教材としても親しまれたコスメは、現在はリニューアルして「ラグジュアリーなオーガニックコスメ」という位置に君臨。パリのサロンのVIPでもあるドヌーブの御用達コスメは、日本でも入手可能です。
裏技１：洗い流さない乳液タイプのクレンジングで、顔も首もしっかり温める。
「フランソワーズ・モリス」のコスメはフェイシャル、ハンド、ボディと全身くまなくお手入れができるアイテムが揃っています。コスメの一部は、フランスのオーガニック認証機関「カリテフランス」の承認も受けています。
まず、手放せないコスメが「カリテフランス」の承認取得、天然由来成分99％、その内11％は有機農法による原材料を使用したフランソワーズ・モリス クレンジング レ デマキャンBIO （300ml ￥7,020・税込／リラクゼーションサロン）。「水を使わない」「洗い流さない」と特徴的です。最初はとまどったけど、慣れると気持ちがいい。そして、大判・天然コットン(8×8㎝ 100入り ￥864・税込／リラクゼーションサロン）もマストアイテム。
この乳液タイプのクレンジングは、肌の炎症を鎮静＆柔らかくする効果、代謝促進効
果、バリア機能の低下を防ぎ潤いを保つ効果など、優れた効果を持ち合わせています。
メイク＆皮脂などの汚れを根こそぎ！取り除くには、温めて使うのがベスト。手の平
でじゃなくて湯煎を。手間はかかるけど。結果、大正解。気持ちよくてやみつきに。
汚れのとれ具合が違う！ホント、するする拭き取れるの！皆様、お手持ちのコスメで
できる方はどうぞ。顔＆首を、温めた乳液タイプのクレンジングの心地よさを感じて。
裏技２：温めたクレンジングの拭きとりは、保湿効果の高いローションで。
ご参考までに、私が行っている、温め方です。
➀「レ デマキャンBIO」をミニジップロックまたは、容器に1回分の量→ティース
プーンで５～６杯を目安に出します（顔＋首＋デコルテを拭くので多め）。
②➀を湯煎にかけます。温度は人肌程度。約２～３分間くらいお好みで。その間に、
拭き取りに使うコットンも用意。精製水またはお湯を軽く含ませ、絞っておきます。
私は顔用２枚＋首２枚の計４枚用意。
③➀が温まったらコットンにレデマキャンを含ませて、顔からくるくる円を描くようにマッサージしながらメイクオフ。首も同様に…前と後ろを。
④拭き取りは、コットンにローションを含ませて（こちらは室温状態）。使用するローションは、フランソワーズ･モリス ローション48スペシャルBIO（300ml ￥7,020・税込み／リラクゼーションサロン）。ブランドの顔ともいえる名品です。肌をなだめ落ち着かせて柔らかくする働きは、ある日、肌に嬉しい出来事をもたらしました。この話は後編で！
文・写真／吉田ゆう子