ここ何シーズンか“ノーマスカラ”のトレンドが続き、正直、私はがっかりしていました。抜け感という意味で素のまつ毛を生かしたメイクは確かに旬な感じがしましたし、モデルっぽい仕上がりのいい感じでした。しかし! ある程度の年齢になると、マスカラなしの目元はインパクトがなさすぎて、元気がないんです。そんなジレンマを抱えながら月日を過ごしてきましたが、ようやく! マスカラの時代が復活しました。新作の中でほぼ毎日使っているのがアディクションのフィルム マスカラ ボリューム&ボリューム(¥3,200・税別/アディクション ビューティ)です。
重ねるたびにまつ毛のボリュームアップ!
このマスカラの最大の特長は、品のいいボリューム感。ひと昔前のもりもりとしたまつ毛ではなく、まるで自分のまつ毛がもともとボリュームあるかのような仕上がりに。エクステとはまた違った印象なのもタイプです。
重ねるたびにボリュームが増すので、調整しやすいのもこのマスカラの好きなところ。しかも、ボリュームだけでなく、カールアップもできるというのが嬉しい!
根元から毛先に向かって2回重ねるのがおすすめ。
塗り方のコツは、ブラシに液をつけすぎないことです。ボトルの口のところでブラシを軽くしごくとちょうどいい量になります。まつ毛に塗る際は、根元をブラシにピシッとあてて、毛先に向かって軽く上にすべらせましょう。この根元にマスカラ液をつけることで、アイライン効果が生まれ、目のフレームがはっきりと際立ちます。私はこれを2回ほど繰り返すのが、自分にとっていい塩梅のボリューム。
フィルムタイプなので、専用リムーバーを使うことなく、お湯でスルンとオフできます。ただし、まつ毛はとても繊細なので間違ってゴシゴシこすったりしないでくださいね。昔、ちょっと乱暴に扱っていた時期があって、まつ毛をほぼ失ってしまったという苦い経験があります。
ちなみにマスカラが主役ですから、アイシャドウはツヤを出す程度で十分。大人っぽい品のある目元が生まれます。