食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり~。
裏技1.目元まわりに欲しいのは色じゃなくて透明感!「まぶたベース」を目の下のハイライトに。
「大阪」は、祖父が材木問屋や不動産業を営んでいたので、小さい頃から行き慣れている場所だけに大・大・大好き。阪急梅田駅のコンコース、その周辺を歩くと、体内の血液の循環がものすごくよくなっているのが、わかるんです。何もしなくても歩くだけでこの状態、これぞ大阪美容? ナニワ美容の決定版? 新陳代謝促進法? 出張なんだから、遊び時間がないとわかっていても支度に気合いが! 皆さまの気合いが入る場所はどちらですか?
私の大阪行きには「アニマル柄」がマストです。新幹線のチケットとおんなじくらいの重要度です。写真のメガネケースも中に入っているメガネもアニマル柄。コンパクトケースもしかり。ケースは「コフレドール」のスペシャルコンパクトコレクションをチェックして「フォーチュンアニマル」をゲット!(好き過ぎて…お店を何軒もまわり3個も買いました)。アニマル柄は、私にとっては「よっしゃ~行くで~」の気合い柄であり、私のおしるし。でもね、婦人ですから、大人ですから、エレガントスタイルが好きですから、ピンクも取り入れます。小物で、大人可愛い雰囲気にもっていきます。いかがですか? イケてますか?
大阪入りのメイクにもこだわりがありまして、アイシャドウは、透明感のあるピンク+ブラウンで引き締めます。欲しいのは、パンチの効いたピンク色じゃなくて、はんなり素肌感も感じさせるピンク色。選んだのは「10秒で、ずるい目もと。」でおなじみのあのコスメ、花王 オーブ ブラシひと塗りシャドウN SC01シースルーピンク(¥3,700・税別/花王)。
以前、ご紹介した裏技記事「色物・柄物を着る時のお洒落な『アイメイクルール』は、色を取り入れながらも透け感を出すのがポイント!」と同じく、アニマル柄にはピンクなんです。この10秒で~のパレットの「まぶたベース」は、まぶたをしっとり&つややかに整えてくれる、優れもの。
だから、私は目頭下のハイライトにも顔の中で明るさが欲しい部分にも指先やスポンジを使って、ちょんちょんとのせています。もったいないでしょ、こんなにたっぷり「まぶたベース」が入っているんだもの。手に入れたらこっちのもんよ。
最後に使う、引き締め色には、こだわりがあるんです。だから、ほかの色をプラス。
裏技2. rmsの生質感のアイシャドウは、「ずるい目もと」の「引き締め色」に。アイブロウにも使って生質感を楽しむ!
「10秒でずるい、目もと。」のパレットに引き締め色は入っていますが、私は毎日使いたいブラウン系カラーがあるので、それを使います。そのほうが、自分の顔になじむ気がして。定番にしているアイカラーは生質感に惚れこんだ、アールエムエス ビューティー スウィフトシャドウ TT73(¥2,800・税別/アルファネット)。ブラシに水を含ませて使うと、色も変化、違った質感も楽しめます。カラーは、シックなディープトープ。引き締め以外に、アイブロウカラーとしても使っています。
写真にバーンと写っている、ふかふかで、厚みのあるピンクのタオルも必需品。大阪のヘアケアメーカー「ハホニコ」の自信作! お風呂上りの髪を乾かす時間が短縮できると、大ヒット中のタオル「ハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル 」のプレミアムバージョン! ハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル プレミアム(カラーMOMO 約38㎝×90㎝ ¥3,000・税別/ハホニコ ハッピーライフ事業部)。全身ふけます、軽くて使いやすいので、どこでも使えます。新幹線ではひざ掛けに。このタオル、美容師さんが考えた髪のためのタオルなんです。お肌にふれる部分はコットンでできています。
ホテルのデスクの上にひいて、ちょっと寝るにもGOOD!(仮眠?デス) 大阪行くなら、ハホニコを里帰りさせなあかん。
そしてパウダーブラシもピンクカラーでコーディネート。このブラシは、貝印 スライドパウダーブラシ(先丸 ¥2,000・税別/貝印)で、持ち運びに便利なキャップ付きで、出張には必需品です。肌色が美しく整うと評判のブラシなんです。
文・写真/吉田ゆう子