「防疫新生活」がスタートしたコロナ対策優等生・台湾。
台湾に住む元女性誌編集者の池田妻と、グラフィックデザイナーの池田夫です。台湾生活丸4年が経ちました。今回は私的「美容のニュースタンダード」をテーマに考えてみてね、と&.cosme編集長からメッセージ。自分たち流のCOVID-19流行以降の生活様式を見つめ直してみました。
2月後半に教育機関を2週間の休みにした以外は、一度も都市封鎖(ロックダウン)していない台湾。6月末現在で約80日、国内での感染がありません。見回すと電車やバス以外の場面では、マスクなしの方を多く見かけます。居留権所持者以外の入国禁止も段階的に解除していくそうです。
内外から整えていく2つのマイ新定番。
さて、私のニュースタンダードその1はコロナ真っ只中の4月から通っていた高濃度水素吸入のサロン(というより吸入処という表現の方がフィットしそう)です。なんと2ヶ月間で60回はタダで1時間水素吸入でき、1ヶ月のインターバルののち、また2ヶ月通ってOKという太っ腹かつ謎な施設なのであります。
通い始めたきっかけは友人からの「Mao, あなたには水素がぜったい必要だと思う」という大リコメンド。日焼け肌がくすみっぱなしなこと、疲れが取れないこと、寝つきが悪いこと、老化の進行が著しいこと。もうあらゆることが気になっていた私は、すぐに飛びついたというわけです(無料なのも最高!)
とにかく鼻から吸う、吸う、吸う。吸えばよく眠れるし、顔色もちょっとよくなったし(友人がそう言ってくれた♡)、疲れにくくなるし、内側から整えていけるし、出費は交通費だけだし、この謎の吸入処に通わない理由がないのです。内側から整えていくための新慣習となりました。
その2は唯一無二のいい香り、greenvinesのシャンプーです。先日、楽しんで伸ばしていた人生初の肩下15cmロングに急に疑問を感じまして。衝動的に自分でカットしてミディアムボブにしたのです(夫がリタッチしてくれてだいぶマシになりました)。するとどうでしょう。髪の軽さに比例し、心まで軽くなるではありませんか。
このシャンプーの魅力については夫からさせていただきます。
写真・文/Mao Ikeda
「気持ちいい」が大前提! に心変わりした無敵シャンプー
「しっとりした髪質」とか「香りがいい」とか「スタイリングがきまる」とか。他人からどのよう見られるか?が今までのシャンプー選びの基準だったように思います。しかしコロナ以降は「いかに自分が心地よくいられるか?」「クリエイティブでいられるか」 が選択する基準になってきたのです。
今僕が使っているのは「greenvines 頭皮淨化洗髮精」。ローズマリー&シトラスのような爽やかな香りに、プロポリス成分で頭皮のかゆみをおさえる効果も。エコロジーへの取り組みでも名高いgreenvinesですが、頭皮の皮脂バランスをベストな状態にするために2000以上の配合サンプル作りまくって、研究して開発に2年かけた商品力もまた素晴らしいのです。
洗い上がりが気持ちよくて、「汗をかいたら嫌だな」ではなく「汗が出たら、またシャワーしたらいいか!」のように前向きに考えることができるシャンプーです。台湾の夏に欠かせないニュースタンダードです。
写真・文/Omijika Mame